プロフォトからホビー用途まで網羅――ナナオがカラーマネジメント液晶「ColorEdge」のラインアップを一新:3シリーズ展開、全機センサー内蔵、低価格モデルも(1/3 ページ)

» 2012年07月24日 15時00分 公開
[ITmedia]

グラフィックス市場向けディスプレイを「ColorEdge」に統合

 ナナオは7月24日、カラーマネジメント液晶ディスプレイ「ColorEdge」のラインアップを一新し、3つのシリーズで展開すると発表した。各シリーズの第1弾製品として、3機種を2012年8月8日から順次発売する。

ColorEdgeの新ラインアップ第1弾製品。左からハイエンドモデルの「ColorEdge CG246」、ミドルレンジモデルの「ColorEdge CX240」、エントリーモデルの「ColorEdge CS230」だ

 これまで同社のグラフィックス市場向けディスプレイは、ColorEdge、FlexScan、FORISの3つのブランドにまたがって存在したが、これらすべてをColorEdgeに統一し、拡販を行う。FlexScanは主にビジネス向けの汎用ディスプレイ、FORISは個人向けの多目的エンターテインメントディスプレイとして展開していく。

 ColorEdgeの新しい3つのシリーズは、「CG」「CX」「CS」とされている。「CG」は厳密な色管理と運用が必要なプロフォトやプリプレス、3DCG、映像制作市場向けのハイエンドなプロフェッショナルシリーズ、「CX」はFlexScan SXの後継となり、常に正確な色表示を求めるプリプレス、アマチュアフォト、デザイン全般向けのミドルレンジシリーズ、「CS」はホビーフォトやイラスト作成向けのコストパフォーマンスを重視したエントリーシリーズという位置付けだ。

これまで3つのブランドにまたがって存在してきたグラフィックス市場向け製品をColorEdgeに統一した(写真=左)。色再現性にこだわったFlexScanのフラッグシップモデル「FlexScan SX」は、ColorEdgeに統合された(写真=右)

ColorEdgeの新しい3つのシリーズと、その位置付け(写真=左)。ラインアップの拡充により、クリエイティブワークの業務用途から一般ホビーフォト用途までカバーしていく(写真=右)

新ラインアップの第1弾は3機種7モデル、年内に27型も追加予定

 各シリーズの第1弾製品としては、CGシリーズに「ColorEdge CG246」(2012年9月11日発売)、CXシリーズに「ColorEdge CX240」(2012年8月8日発売)、CSシリーズに「ColorEdge CS230」(2012年末発売予定)を用意する。

ColorEdge CG246(写真=左)、ColorEdge CX240(写真=右)。いずれも1920×1200ドット(WUXGA)の24.1型ワイド液晶パネルを採用する。画面のアスペクト比は従来機と同様、16:10だ。液晶パネル自体は2機種で共通のもの搭載するが、映像制作向け機能の有無や付属品などが異なる

ColorEdge CS230はアスペクト比16:9の23型フルHD液晶パネルを搭載したエントリーモデル。液晶パネルは「FORIS FS2333」と異なるとのこと

第1弾製品のラインアップ詳細。CG246のみ遮光フードが標準添付される。CX240とCS230は付属品の違いで3つのモデルに分かれる

 CG246は独自キャリブレーションソフトの「ColorNavigator」と遮光フードを付属した1モデルで展開されるが、CX240とCS230は、ColorNavigatorおよび専用センサー「EX2」を付属した「-CNX」モデル、ColorNavigatorのみ付属した「-CN」モデル、ディスプレイ単体でColorNavigatorが別売となる「単品」モデルの3つに分かれる。

 いずれも価格はオープン、同社直販価格はCG246(ColorNavigator付属モデル)が15万9800円、CX240-CNX(ColorNavigator、EX2付属)が10万4800円、CX240-CN(ColorNavigator付属)が9万9800円、CX240(ディスプレイ単体、ColorNavigatorオプション対応)が9万4800円。CS230-CNX(ColorNavigator、EX2付属)とCS230-CN(ColorNavigator付属)、CS230(ディスプレイ単品、ColorNavigatorオプション対応)は価格未定だ。

 製品の保証期間はいずれも5年間。従来のColorEdgeは、5年間のうち液晶パネルの保証が3年間限定だったが、今回の新ラインアップから液晶パネルも含めた5年間保証(使用時間は3万時間以内)となった。また、CG246は輝度保証も付与され、推奨輝度である120カンデラ/平方メートル以下、色温度5000〜6500Kでの使用に限り、使用時間1万時間内における輝度も保証対象となる。

 ラインアップの拡充に伴い、販売チャンネルも広がった。従来の直販Webサイト「EIZOダイレクト」、直営ショップ「EIZOガレリア銀座」、正規代理店販社「ColorEdge Advanced Dealer」に加えて、正規販売店「ColorEdge Advanced Store」から新たに購入できるようになる。ColorEdge Advanced Storeは、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ツクモといった量販店が対象となり、店頭展示を行う。

 なお、同社は27型モデルの「ColorEdge CG276」および「ColorEdge CX270」を2012年の年末までに追加する予定だ(いずれも発売日は未定)。

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