製品発表に続いてSamsungで行ったベンチマークテスト結果の紹介や、専用ユーティリティのデモンストレーションも行われた。
PCMark Vantage、PCMark 7、IOMeterといった主要なベンチマークテストのスコアはいずれもSamsungの評価では最速をマーク。さらに、性能の持久力を検証するテストの結果も公開され、Samsung SSD 830シリーズから定評のある「使い続けても遅くならない」特性もアピールされた。
SSDユーティリティも刷新され、従来より好評の「Magician」の大幅アップデートに加え、新規オリジナルのデータ移行ツールも紹介された。
前者はSSDのヘルスモニタおよび総書き込み数リポート管理機能が大幅に強化されている。後者に関しては、パーティション操作が柔軟にできることや、大容量HDDから小容量SSDへ移行することを想定して、移行時に音楽や動画などをポータブルドライブへと逃がすインテリジェントな機能を持つことが紹介された。

PCMark Vantageのスコア比較(120/128Gバイト)における840 PROのスコアは87077で、他の競合製品をすべて上回っている(写真=左)。PCMark Vantageのスコア比較(240〜256Gバイト)でも840 PROがトップだ(写真=右)
PCMark 7のスコア比較(120/128Gバイト)における840 PROのスコアは5523で、やはり他の競合製品をすべて上回る(写真=左)。PCMark 7のスコア比較(240〜256GB)における840 PROのスコアは5602で、ここでもトップのスコアだ(写真=右)
Iometerによるランダムリード/ライト性能の計測結果でも840 PROの高性能が目立つ(写真=左)。性能持久力テストの結果において、840 PROよりも840のほうが長く高い性能を維持しているのは、840ではあらかじめオーバープロビジョニングが設定されているためだ(写真=右)
平均消費電力/アイドル時消費電力/バッテリー駆動時間テストの比較(写真=左)。840 PRO/840は競合製品に比べて大幅に消費電力が低く、バッテリー駆動時間も最大30分長いという結果が出ている。新規開発したオリジナルのデータ移行ツールのデモも行われた(写真=右)。インタフェース、機能ともにマニアでないユーザーにも使えるよう工夫されている
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