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パナソニック、コンシューマー向けドキュメントスキャナ「Ractory」2モデルを投入

» 2012年09月27日 11時33分 公開
[ITmedia]

経験の長い業務用モデルの技術を個人ユーザーに

 「Ractory」(ラクトリー)は、パナソニックがコンシューマー向けに初めて投入するドキュメントスキャナーのブランドで、これまで多数の製品をリリースしてきた業務用モデルの技術をコンパクトなボディに凝縮して個人ユーザーに提供することをコンセプトとしている。

 今回登場するのは、上位モデルとなる「KV-S1026C」と下位モデルの「KV-S1015C」だ。ボタンを押すだけで読み取りを開始して簡単にPDFを作成できる簡単な操作や、紙をセットするだけでトラブルなく紙送りを行う読み取り機能を訴求する。また、ハードウェアだけでなく、読み取ったデータの管理を行う「PageManager」に名刺を管理する「BizCard」、業務用のイメージキャプチャー「Image Capture Plus」などのソフトウェアも標準で付属する。

Ractoryの第1弾として2モデルを投入する。左が「KV-1026C」で、右が「KV-1015C」だ

 本体には、スキャンの設定を記憶できるボタンを3つ用意することで、利用目的に合わせたスキャン操作をボタン1つで実行できる。なお、ボタンの設定は、長押しすることで変更可能だ。また、紙をセットしただけでスキャンを開始する「おくだけスキャン」機能も用意しているので、ワンアクション操作では4種類の設定を使い分けることができる。

 紙送り機構では、ローラーの構造を改良して複数の紙の重ね送りやジャムの発生を防止するほか、紙の厚さに合わせて読み取りセンサーの位置が上下に動く機構を導入することで読み取り画像のボケを防いでいる。重ね送りの防止では、本体に内蔵する超音波センサーで重ね送りの検知が可能で、自動で紙送りを停止する機能も用意する。なお、誤検知があった場合は、専用ボタン(KV-S1026C)、または、ソフトウェア操作(KV-S1015C)で停止を解除できる。また、専用のカードホルダーを設けて、クレジットカードや会員カードなどのプラスチック製カードの両面スキャンにも対応する。

 なお、付属するPageManagerでは、スキャンしたデータをGoogle Docs、EverNoteと連携してクラウドサービスが提供するオンラインストレージに保存することも可能だ。また、スキャンしたデータの画像処理では色付き原稿のモノクロ処理、傾き補正、パンチ穴除去などに対応する。

 どちらのモデルも出荷開始は11月16日の予定で、実売予想価格はKV-S1026Cが5万5000円前後、KV-1015Cが4万円前後の見込みだ。機能や仕様はほぼ共通で、読み取り速度と対応する紙の厚さ、そして、重ね送り検知停止の解除の専用ボタンの有無が異なる。

モデル名 KV-S1015C KV-S1026C
読み取り速度 モノクロ200dpi 20ppm 30ppm
モノクロ300dpi 20ppm
カラー200dpi 20ppm
カラー300dpi 13ppm
ADF容量 50枚
紙厚 40〜209グラム/平方メートル 20〜209グラム/平方メートル
カード対応
超音波重送センサー
ワンプッシュボタン
重送スキップ ソフトウェア 専用ボタン
クラウド連携
対応ドライバ TWAIN、ISIS
本体サイズ 177(幅)×303(奥行き)×137(高さ)ミリ

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