Windows 7ユーザーでよかった──まとめて覚える! Windows 8の“アップグレード”オプション鈴木淳也の「お先に失礼! Windows 8」(1/2 ページ)

» 2012年10月15日 16時30分 公開
[鈴木淳也(Junya Suzuki),ITmedia]

Windows 8へのアップグレード手段を確認する

 Windows 8の導入では「従来のOSからアップグレード」「新規インストール」といった二通りの方法を用意する。さらに、前者については「従来のOSで設定した環境を引き継いでインストール」「従来のOSでセットアップを実行する新規インストール」が選べる。

 なお、Microsoftは、Windows 8で複数のパッケージ提供を予定しており、ユーザーの環境に応じて選ぶようになる。そのパッケージ版の内訳は以下の通りだ。

販売形態 パッケージ名 導入対象 実売予想価格
パッケージ販売 Windows 8 Pro アップグレード Windows XP(SP3)/Vista/7からWindows 8 Proへのアップグレードパッケージ(32ビット版/64ビット版共通) 5800円前後(キャンペーン価格)
Windows 8 Pro Pack アップグレード Windows 8(無印)からProへのアップグレードパッケージ(32ビット版/64ビット版共通) 5800円前後(キャンペーン価格)
DSP版Windows 8 Windows 8(無印)の新規インストール用(32ビット版と64ビット版は別パッケージ) 1万6800円前後
DSP版Windows 8 Pro Windows 8 Proの新規インストール用(32ビット版と64ビット版は別パッケージ) 1万8000円前後
ダウンロード販売 Windows 8 Pro アップグレード Windows XP(SP3)/Vista/7からWindows 8 Proへのアップグレード(32ビット版と64ビット版は別ファイル) 3300円前後

 大きく分けて、Windows 8は店頭パッケージ販売と「Windows.com」経由のダウンロード販売を用意する。さらに、店頭販売では従来のOSユーザー向けのアップグレード版と新規インストール用のDSP版がある。価格は、パッケージ販売のアップグレード版が期間限定のキャンペーン価格で5800円(店舗によって異なるので注意)、DSP版Windows 8(無印)が1万8000円、DSP版Windows 8 Proが1万5800円となる(こちらも店舗によって異なるので注意)。Microsoftによれば、10月26日の発売日よりWindows.comにおいてWindows 8 Proアップグレード版のオンライン販売が3300円で行うという。

 なお、アップグレード版を選択するとWindows 8(無印)のインストールは選べず、必ずWindows 8 Proになる。Windows 8(無印)を導入したいユーザーは、DSP版を選ぶ必要がある。今回のWindows 8では、新規インストールが可能ないわゆる「標準版パッケージ」を用意しておらず、その代わりをDSP版が担うことになる。だが、従来のDSP版にあった「ハードウェアとのセット購入」という条件がなくなったため、DSP版が事実上の標準版パッケージの扱いとなっている。

 アップグレード版とDSP版の大きな違いは「インストール時に従来のOSからセットアップを起動する」ことだけで、その点で価格の差別化を行なっている。なお、アップグレード版でもクリーンインストールは可能だ。

アップグレード版は従来の環境をどこまで引き継ぐか

 ダウンロード販売の「Windows 8 Proアップグレード」の導入方法については、「Blogging Windows」に説明がある。Windows 8をオンラインで購入後に「Windows 8 Upgrade Assistant」というアプリケーションを起動すると、「すぐにインストールする」あるいは「USBメモリやISO形式のファイルとして保存する」を選択でき、後者を選んだ場合にインストール用メディアを作成できるようになっている。またWindows 8 Upgrade Assistantではインストール先ハードウェアのWindows 8対応状況がチェックできるほか、インストール済みアプリケーションの互換性などを含めた詳細なチェックリストで表示する。

 Windows 8では「アップグレード」と「新規」のインストール方法を用意している。アップグレードを選択した場合は、基本的に既存環境をそのまま引き継ぐ。ただし、このアップグレードが可能なのは「32ビット版からは32ビット版」「64ビット版からは64ビット版」といったように同じエディションのみが対象となり、「32ビット版から64ビット版」といった移行はできない。さらに、元のOSがどのバージョンかによっても引き継げるファイルの範囲が異なる。ほぼそのまま移行できるのはWindows 7からのアップグレードに限られる。(記事掲載当初、32ビット版から64ビット版に移行できるように読み取れる記述がありました。おわびして訂正いたします)

OS移行によって引き継げるデータの種類
移行元OS 個人ファイル Windows設定 アプリケーション
Windows 7
Windows Vista ×
Windows XP × ×

使い慣れた従来のOSからWindows 8にアップグレードしてみよう(写真=左)。インストーラを起動すると、まず「更新プログラムのダウンロードを実行するか確認してくる。これはWindows 8のアップデータをダウンロードする手順だ。容量は現時点でまだ少ないため(100Kバイト程度)、推奨設定で問題ないだろう(写真=右)

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