S1082は、スレートタイプのタブレットPCで、10.1型ワイド液晶ディスプレイを搭載する。解像度は1366×768ドットで、マルチタッチ対応タッチパネルを内蔵する。CPUはCeleron 847(1.1GHz)で、チップセットはIntel NM70 Expressチップセットだ。グラフィックス機能はCPUに統合するIntel HD Graphicsを利用する。
本体搭載のインタフェースは、2基のUSB 2.0とメディアカードリーダ、オプションデバイス専用コネクタのほか、映像出力インタフェースとしてアナログRGBとHDMIを備える。無線接続は、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANとBluetooth v4.0+LEを利用できる。
BTOでシステムメモリの容量、データストレージ構成、OSを選択可能で、システムメモリはDDR3を2/4/8Gバイトのいずれの構成から、OSは、Windows 8 ProかWindows 8から、データストレージは、容量320/500GバイトのHDDか、容量64/128/256GバイトのSSDのいずれから、それぞれ選べる。
本体のサイズは、270(幅)×173(奥行き)×14.94(厚さ)ミリで、重さは、HDD搭載構成で850グラム、SSD搭載構成で790グラムになる。
GIGABYTE台湾本社北東地域担当マネージャーで日本市場におけるノートPC事業も担当するサブリナ・チョウ氏は、今回発表した製品の特徴を紹介した。U2442では、GeForce GT 640M、または、GeForce GT 650Mの採用によるゲーミング性能の高さと、高性能パーツを搭載しながらも薄いボディで高い冷却効率を実現するために採用した「ダブル通気設計」、そして、アルミニウム採用のボディ質感とバックライトキーボードなどを取り上げたほか、S1082では、キーボードキットやスピーカー内蔵ドッキングステーションなどのオプションでビジネスにもホームユースにも対応できる多目的利用を、さらに、U2142では、コンバーチブルによる柔軟な利用が可能であることをそれぞれ訴求した。


チョウ氏は、U2442の特徴としてグラフィックスコアを搭載することでUltrabookとしては高いゲーミング性能と(写真=左)、ダブル通気設計による高い冷却効率(写真=中央)、そして、多種多様な本体搭載インタフェース(写真=右)を挙げた

U2142では、クラムシェルスタイルからスレートスタイルにすぐ切り替えられるコンバーチブル機構(写真=左)、S1082では、キーボード搭載カバーによるビジネス利用(写真=中央)とスピーカー内蔵ドッキングステーションによるホームユース(写真=右)など、いずれもユーザーに合わせた柔軟な利用ができることを訴求するまた、チョウ氏は、GIGABYTEが「極」シリーズなどを投入した日本市場における以前のノートPC事業と、今回の再投入における事業展開の違いについて、「前回は、法人向け市場に展開してから個人向け市場へ進出する計画だったが、その切り替えがうまく行かなかった。今回は、サードウェーブデジノスというパートナーとともに、最初から個人向け市場にも展開していく」と説明している。
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