今回登場する店頭向け新製品は、「Let'snote AX2」が3モデル7構成、「Let'snote SX2」が2モデル8構成、「Let'snote NX2」が1モデル1構成、そして、「Let'snote B11」が1モデル2構成となる。
Let'snoteシリーズの構成は従来のままで、新シリーズは登場しない。また、ボディの変更など大きなバージョンアップを施したシリーズもなく、主に既存モデルのCPU強化版、または、データストレージ強化版となる。Let'snote CF-SX2シリーズでは、店頭モデルにもCore i7搭載構成が加わった。Let'snote CF-SX2、Let'snote CF-NX2、Let'snote CF-B11では、ポインティングデバイスも円いホイールパッドを継続して搭載する。この3シリーズのディスプレイは依然としてタッチパネルを採用していない。本体カラーでは、Let'snote CF-AX2シリーズの店頭モデルにブラックモデルが登場する。
付属するソフトウェアでは、すべてのモデルにMicrosoft Office Home and Business 2013を新たに追加した。ユーティリティでは、Let'snote SX2、Let'snote NX2、Let'snote B11で、ホイールパッドユーティリティの機能を強化して、Windows 8で必要なジェスチャーに対応した。ホイールの上端、または下端から内側に向かって指を滑らすとアプリバーを表示し、右端から内側に向かって滑らすとチャーム、左端から内側に向かって滑らすとWindows Storeアプリの切り替えが可能だ。
また、Let'snoteシリーズとスマートフォントの連携を行うユーティリティ「スマートアーチ」も機能を拡張して、スマートフォンに電話やメールの着信があるとLet'snoteのデスクトップにポップアップ通知で知らせるようになった。この機能拡張は、これまでのユーザーも2月から配布するアップデート利用できる。ただし、現時点において、この機能に対応するスマートフォン機種は未定となっている。
Web限定販売のマイレッツ倶楽部モデルも、Let'snote AX2、Let'snote SX2、Let'snote NX2の標準カスタマイズ、プレミアムエディションではCPUを強化し、Let'snote CF-B11の標準カスタマイズではメモリ容量を、プレミアムエディションではデータストレージのSSD容量を従来から増やした。また、カラー天板では、Let'snote CF-AX2シリーズのプレミアムエディション限定でリラクシーブルーを追加、Let'snote CF-SX2とLet'snote CF-NX2のプレミアムエディション限定ではパールスノーホワイトが新色として登場する。
2013年春モデルの出荷は、一部の構成を除いて、店頭モデルもマイレッツ倶楽部モデルも2月15日から開始する。Let'snote CF-SX2の店頭モデルでCore i7-3540M vPro搭載構成の出荷は3月8日になる見込みだ。
なお、パナソニックでは、2013年春モデルと2012年秋冬モデルの店頭モデルで、Windows 8 Proを導入した構成に限り、期間限定でWindows 7へのダウングレードキットを無償で提供する。申込期間は2013年2月中旬から4月30日を予定している。詳細な情報は専用のWebページを参照のこと。
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