それでは定番ベンチマークソフトで、MDV-AGZ7130B-SHの性能をチェックしていこう。Windows 8のエクスペリエンスインデックスは、CPUとメモリが8.0、グラフィックスとゲーム用グラフィックスが7.2、プライマリハードディスクが8.1と、高いスコアでまとまっている。特にシステムドライブにSSDを採用するため、OSやアプリケーションの起動が速く、体感的にもサクサク操作できる。CrystalDiskMarkの結果は、シーケンシャルリードが472Mバイト/秒、ランダムリードが415Mバイト/秒とリードに強い傾向で、今でこそ飛び抜けて速い印象はないものの、不満のない性能といえる。
次にPCMark7と3DMarkVantageおよび3DMark11の結果を見ていこう。総合的なシステム性能を測るPCMark7の結果は、SSDの採用が大きく貢献し、総合スコアが5747まで伸びている。参考として、ほぼ同じ基本システムにGeForce GTX 660 Tiと1TバイトHDDを搭載した「MDV-AGZ7110X2」の総合スコアが3596だったことを考えると、総合的なバランスで非常に優れているのが分かる。
一方、グラフィックス性能を測る3DMark Vanrageは、PerformanceのGPUスコアが11448、3DMark 11のPerformanceの総合スコアが3067となっており、ゲーミングPCと比べるとやはり一段劣る印象だ。とはいえ、ストリートファイターIVベンチマークの高負荷設定(解像度1920×1080ドット、アンチエイリアス:4x、垂直同期:OFF、モデル:高、背景:高、ソフトシャドウ:最高、モーションブラー:高、パーティクル:高、エクストラタッチ:OFF)でも12537/平均125.91fps/ランクA、モンスターハンターフロンティアベンチマーク【絆】の1920×1080で5412という結果で、比較的負荷の軽いゲームタイトルはもちろん、最新の3Dゲームタイトルもエフェクトを調整することで楽しめるだろう。
MDV-AGZ7130B-SHは、強力なCPUと大容量メモリ、ダブルドライブ構成による高速かつ大容量のストレージを備えたオールマイティな1台だ。年度末の今ならさまざまなキャンペーンの併用で、いつも以上にコストパフォーマンスも高い。新生活に向けて幅広い用途に対応できるWindows 8搭載PCを探しているなら、検討してみてはいかがだろうか。

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