電源ユニットでは、Corsairで初めてコンパクトサイズを重視した「CXMシリーズ」が登場した。電源ユニットのサイズは、150(幅)×140(奥行き)×86(高さ)ミリで、従来のCorsair電源ユニットと比べると、それぞれ20ミリほどコンパクトなっている。電力効率では、80 Plus Bronze認証を取得するとともに、負荷にあわせたファンコントロールに対応する。なお、ケーブルの構成は、HXシリーズと同じセミモジュール形式を採用する。
CXMシリーズのラインアップは、出力430ワットの「CX430M」に出力500ワットの「CX500M」、そして、出力600ワットの「CX600M」の3モデルで、サイズと電力効率、保護回路の構成、セミモジュラー方式などは共通するが、DC出力構成や付属するケーブル、電源コネクタの数が異なる。実売予想価格はCX430Mが約7000円で、CX500Mが約8500円、CX600Mが9500円とみられる。
水冷ユニットでは、ラジエータに140ミリ径ファンを採用して低回転数静音重視で、かつ、高い冷却性能の両立を目指した「H90」「H110」を発表した。H90はシングルファンモデル、H110はデュアルファンモデルで、ともに、ファンの回転数は1500rpmで、発生音圧は35dBとなる。対応するCPUソケットは、インテル製CPUで、LGA 2011/1366/1156/1155、AMD製CPUで、AM2/AM3/FM1/FM2だ。なお、同じHydroシリーズのH80iとH100iで対応していたCorsair Linkについて、H90とH110はサポートしない。
H110の出荷開始は3月20日で、実売予想価格はH110が1万5980円前後、H90が1万3480円前後のみこみだ。
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