昨今は、モバイルデータ通信サービスとともにタブレットやノートPCを活用して出先で作業することも多くなっていると思う。その際に役立つのがクラウドサービスを使ったツール群だ。
というわけで今回は、Windows 8/RTに対応する定番Windows ストアアプリ:クラウドツール編。ファイル同期にメモ書きアプリ、Web上での複数人とのファイル共有などを探してみよう。最近はスマートフォンやタブレットも絡めたマルチデバイス環境を活用するシーンもあたり前になりつつあるが、こういった使い方の人にはこの手のサービスがとても役立つはずだ。
SkyDriveは、Windows 8/RTに標準でインストールされているMicrosoft純正のWindowsストアアプリだ。ネットワーク上にある自身のSkyDriveフォルダへネットワークアクセスでき、内容の閲覧・管理が簡単に行える。
SkyDriveをより活用したいWindows 8ユーザー(残念ながらWindows RTは除く)は専用のデスクトップUI向けアプリもインストールしておくとよいだろう。これにより、Windows ExplorerからあたかもPCのローカルフォルダのように直接SkyDriveフォルダを操作でき、かつPCのローカルフォルダ/ファイルとSkyDriveフォルダ/ファイルを自動同期するよう設定できる。
オンラインストレージとして国内でも利用者の多い「Dropbox」の公式Windowsストアアプリ。Windows 8の「共有チャーム」(右端からスワイプあるいは/Win+c→共有)と連携でき、OSから直接Dropbox上に写真などのファイルを公開できる。2013年4月現在は英語UIのみ対応となる。
こちらも利用者が多いであろうオンラインストレージサービス「SugarSync」公式のWindowsストアアプリだ。こちらは日本語UIに対応しており、複数の機器間(SugarSyncをインストールしたPC、あるいはiOS/Android機器など)でSugarSyncアプリを介してファイルを同期しておける。
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