ノートPCとタブレットを1台で済ませたい人は「TransBook TX300CA」なら満足できるか?Core i7+Wストレージ+IPSフルHD(3/4 ページ)

» 2013年05月24日 21時00分 公開
[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]
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ゆとりあるキーボードとWindows 8の操作に対応したタッチパッドを装備

photo キーボードはアイソレーションタイプの6段配列だ

 キーボードドックのキーボードは、キートップのみを露出させたアイソレーションタイプを採用している。標準的な6段配列で配置もクセがない。主要キーのキーピッチは19(横)×18(縦)ミリと縦が少し狭めだ。

 13.3型という本体サイズの割にカーソルキーがやや小さいが(横13×縦9ミリ)、打ちにくいほどではない。キーの構造もしっかりしており、強めにタイプしてもたわむことはなかった。スイッチの感触も悪くなく、打ちやすいキーボードといえる。LEDバックライトも装備しているのもいいところだ。

 キーボード手前にはクリックボタンが一体化したタッチパッドを搭載する。パッドの左下と右下が沈み、左右のクリックボタンとして機能する。本機は「ASUS Smart Gesture」ユーティリティを導入しており、パッド右端から内側へのスワイプでチャームの表示(非表示)、左端から内側へのスワイプでアプリケーションの表示切り替えなど、Windows 8特有の操作に対応したエッジ機能も備える。

photophoto ASUSオリジナルのタッチパッドユーティリティ「ASUS Smart Gesture」が導入されている。スクロールや回転、デスクトップの表示に加え、チャームバーの表示/非表示などWindows 8特有の操作など、さまざまなジェスチャー表示が可能だ
photophotophoto 本機の構成をデバイスマネージャで確認した

Windows 8を快適に利用できるパフォーマンス

 では、本機のパフォーマンスをベンチマークテストで確認しよう。まずSSDの性能をCrystalDiskMark 3.0.2で確認してみた。シーケンシャルリード/ライトは速い部類だが、512K、4Kのランダムリード/ライトは、最近のSerial ATA 6Gbps対応SSDとしては少し物足りないスコアだ。キーボードドック側のHDDについては、接続はUSB 3.0であるものの、Serial ATA接続のHDDと比べても特に見劣りしないスコアとなった。

 Windows 8エクスペリエンスインデックスにおけるプライマリストレージのサブスコアは7.6とこちらもトップクラスのSSDからは少し見劣る数字だ。とはいえ決して低いスコアではなく、Windows 8を快適に利用できる水準は大きく上回っている。

 Windows 8エクスペリエンスインデックスでは、プロセッサのサブスコアもCore i7としては低めだ。システムの中核部分がタブレット側に集中しているため、放熱などの関係からIntel Turbo Boost Technologyによるクロックの上昇が抑えられていると思われる。

photophotophoto CrystalDiskMark 3.0.2で計測したSSD(写真=左)とHDD(写真=中央)のデータ転送速度。Windows 8エクスペリエンスインデックスのスコア(グラフ=右)

 PCMark 7や3DMark、ゲームタイトルベンチマークの結果もCore i7搭載機としてはやや低い。Core i5-3337U(1.8GHz/最大2.7GHz)を搭載する「ICONIA W700D」に近いスコアになっており、やはりCore i7のフルパフォーマンスは発揮できていない。CINEBENCH R11.5のスコアも2.19だった(ICONIA W700Dは2.07)。もちろんWindows 8タブレットとしては最速レベルであり、ノートPCとして見ても十分高速ではあるが、スペックの見た目ほどの性能ではないことは留意しておきたい。

photophotophoto PCMark 7(グラフ=左)と3DMark(グラフ=中央)、3DMark Vantage(グラフ=右)のスコア。参考としてCore i5-3337Uを搭載するWindows 8タブレット「ICONIA W700D」のスコアを併記した。CPUのコア数が異なるものの、両者のスコアはほぼ同じくらいだ
photophoto ストリートファイターIVベンチマーク(グラフ=左)とモンスターハンターベンチマーク【絆】(グラフ=右)のスコア。こちらも両者のスコアはあまり変わらない。とはいえタブレット単体で使えるWindows 8マシンとしては最高クラスのスコアだ

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