NVIDIAは、COMPUTEX TAIPEI 2013において、同社のモバイル機器向けSoC「Tegra 4」を登載する2-in-1デバイスやタブレット、同社が米国市場で発売したゲーミングデバイス「SHIELD」の量産モデルなどを公開した。
Tegra 4登載デバイスとして公開されたのは、東芝の10型液晶搭載タブレットや、HPの2-in-1デバイス、ASUSTeKが発表した「ASUS Transformer Pad Infinity」の3製品。このうち、東芝のタブレットPCは2560×1600ドットの高解像度液晶ディスプレイや、harman/kardonスピーカーを採用している。
いずれも、製品の詳細は明らかにされなかったが、同SoCを登載した製品が米国の新学期にあたる9月の発売をターゲットに、開発が進んでいることをうかがわせた。
一方、Tegra 4にLTEモデムを統合した「Tegra 4i」についても、ODMベンダーが製造した実働機が公開され、年末には最初の製品が投入される見通しだ。
同社でTegraのテクニカルマーケティングを担当するスリドハー・ラマスワミー氏は、すでに米AT&TがNVIDIAのLTE認証を進めており、ほかの国においても通信キャリアのLTE認証が進められていることを明らかにしている。
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