ASUS初のSSD「RAIDR」にインテルの「SSD 530」――SSDの注目製品が続々デビュー!古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2013年07月29日 11時30分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

「意外と柔軟性が光ります」――ASUS製SSD「RAIDR」の評判

photo ASUSTeK Computer製SSD「RAIDR Express PCIe SSD PX2-240GB」

 先週登場した新製品の中では、特にASUSTeK ComputerのSSD「RAIDR Express PCIe SSD PX2-240GB」が注目を集めていた。価格は4万円弱で、在庫は潤沢だ。

 RAIDR Express PCIe SSDはPCI Express x2(GEN 2.0)に対応する240GバイトSSD。コントローラーチップに「SandForce SF-2281」、フラッシュメモリに東芝製MLC NANDを採用しており、速度はシーケンシャルリードが最大830Mバイト/秒、シーケンシャルライトは最大810Mバイト/秒となる。同社のゲーマー&オーバークロッカーブランド「R.O.G.」シリーズに属しており、高速化ツール「SSD TweakIt」を搭載するほか、RAMディスクやハイブリッドHDDを構築する機能も備えている。

 BUY MORE秋葉原本店は「細かいところまでしっかりと作り込んでいて、満を持して登場といった感じですね。UEFIとBIOSをスイッチで切り替えて使えるので、ブートドライブにするにしてもUEFI対応前のハードにも組み込みやすいです。パーツをR.O.G.シリーズで全部そろえる人も出てくるかもしれません」と高く評価する。ほかのショップでも、カスタム性の高さに注目したコメントを多く耳にした。

 TSUKUMO eX.も「速度はいたって標準的ですし、240GバイトSSDとしては安くないですが、細部まで細かくいじりたい人には最適なツールがそろっているのは魅力ですね。PCI Express接続ながらTRIMコマンドが使えるのもポイントです。こういうとがったラインアップが存在感を保ってくれるとうれしいですね」と今後の売れ行きを期待していた。

photophotophoto RAIDR Express PCIe SSD PX2-240GBは、表裏に金属シールドを被せたデザインを採用している。厚みは1スロット分で長さは157ミリだ
       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年07月20日 更新
  1. HDDの最大容量を更新する30TBの「IronWolf Pro」が店頭に並ぶ (2025年07月19日)
  2. ワコムが創作に特化したAndroidタブレット「MovinkPad 11」を7月31日に発売 7万円弱で「エントリークリエイター」に訴求 (2025年07月17日)
  3. 「Windows 11 2024 Update(バージョン24H2)」の既知の不具合まとめ【2025年7月16日現在】 (2025年07月17日)
  4. Windowsの「Microsoft Defender」が一部アプリの起動をブロックする可能性 「Winring0ドライバ」の脆弱性が原因(リスクを受容すれば回避策あり) (2025年07月18日)
  5. 日本の住宅にぴったりな約24.8cmのミニサイズ、だけどパワフルなロボット掃除機「SwitchBot K11+」を試した (2025年07月18日)
  6. リアル2画面でタッチ操作/ペン入力にも対応! 5年保証の16型×2モバイルディスプレイ「XQ-160PF」を試す (2025年07月18日)
  7. ASUS、“初音ミク”コラボ仕様のゲーミングPCパーツなど計9製品を投入 (2025年07月18日)
  8. 「Windows 11」と「Windows Server 2025」の最新メディアが登場/GoogleがAIエディター「Windsurf」のCEOなどを引き抜き (2025年07月20日)
  9. 1ドライブで26TB! Western Digital「WD Red Pro」(WD260KFGX)を試す (2025年07月16日)
  10. Macで「サイバーパンク2077:アルティメットエディション」がプレイ可能に! ただしApple Silicon搭載モデルのみ (2025年07月15日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー