パラレルス、Windows/Mac両方で使えるiPad向けリモートデスクトップアプリiPadのジェスチャーも利用可能

» 2013年08月28日 23時54分 公開
[池田憲弘,ITmedia]

 パラレルスは8月28日、iPad向けのリモートデスクトップアプリ「Parallels Access」を発売した。iPadでMacやWindows PCを操作できるリモートデスクトップアプリで、App StoreおよびParallelsのオンラインショップで販売する。英語版とドイツ版のみ提供となっており、日本語版の提供時期は未定だ。現時点で、英語版が日本のApp Storeでダウンロードできる。

photophoto Parallels AccessはMac用(写真=左)とWindows用(写真=右)の2種類を用意する。Mac版の場合、Parallels Desktopを介して動作するWindowsアプリケーションも利用可能だ。アイコンの赤いフラグが表示される。よく使われるメニューが表示されるが、メニューの追加や削除は自由に行える

 本アプリはiPadの操作に近い感覚で利用できるのが特徴だ。カットやコピー&ペーストの操作などiPadネイティブの操作で行え、データをリモートとローカルマシン間でやり取りできる。Mac上でParallels Desktopを介して動作するWindowsアプリケーションも利用可能だ。タブレットでもPCの画面を使いやすいよう、ロングタップで拡大鏡が表示される機能も用意した。

photophoto Microsoft Officeなどのソフトも利用可能だ。文字が小さい場合は拡大鏡機能を利用するとよい
photophoto カットやコピー&ペーストの操作などiPadネイティブの操作で行える(写真=左)。ソフトウェアキーボードもiOS標準のものに、ファンクションキーなどを利用できる1列を最上段に追加した(写真=右)

 接続対象のマシンにはエージェントソフト「Parallels Access Agent」をインストールする必要がある。ユーザーは接続するPC1台ごとに年間79.99ドル支払う。ただし、現時点でWindows向けはβ版となっており、無料で利用できる(β版終了時に有料になる予定)。

 本アプリはiPad 2と第3世代iPad、iPad miniで利用可能だ。PC/Mac側はWindows 7/8、およびMac OS X 10.7以降に対応する(次世代Mac OSのMavericksにも対応するとしている)。

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