あなたのストーリーを伝えよう――ビデオ編集ソフト「PowerDirector 12」シリーズマルチアングル/マルチカム対応

» 2013年09月06日 16時00分 公開
[ITmedia]

 サイバーリンクは9月6日、ビデオ編集ソフトの最新版「PowerDirector 12」など、Directorファミリーなど4製品を発表、同日よりダウンロード販売を開始した。

 今回投入するのは、ビデオ編集ソフト「PowerDirector 12」、映像のカラー調整が行える「ColorDirector 2」、音響補正ソフト「AudioDirector 4」、写真編集ソフト「PhotoDirector 5」の4タイトル。すべてのソフトをパッケージにし、各種エフェクトを付属する「Director Suite 2」や、ここからPhotoDirector 5を除いた「PowerDirector 12 Ultimate Suite」もラインアップする。価格は以下の通り。パッケージ版の発売は10月4日だ。

製品名 価格 発売日(ダウンロード/店頭)
Director Suite 2 2万6980円 9月6日/10月4日
PowerDirector 12 Ultimate Suite 1万9980円 9月6日/10月4日
PowerDirector 12 Ultimate 1万5980円 9月6日/10月4日
PowerDirector 12 Ultra 1万2980円 9月6日/10月4日
PowerDirector 12 Deluxe 9980円 9月6日/10月4日
PhotoDirector 5 Suite 1万5800円 9月6日/10月4日
PhotoDirector 5 Ultra 9980円 9月6日/10月4日
ColorDirecotr 2 Ultra 1万1980円 9月6日/10月4日
AudioDirector 2 Ultra 1万1980円 9月6日/10月4日

PowerDirector 12 Ultimate Suite

 PowerDirector 12は、100以上の編集機能を備え、初心者からプロまで幅広いユーザー層をターゲットにしたビデオ編集ソフト。最新版ではHaswell世代のCPUとAVX 2に最適化したTrueVelocity 4エンジンを搭載し、従来比で3倍のレンダリングスピードを実現したほか、最大4台のカメラで撮影した映像をタイムラインに配置して、映像を切り替えながら動画を再生できる「マルチカムデザイナー」や、30種類を超えるテンプレートにドラッグアンドドロップで素材をはめ込むだけで立体的なスライドショーを作成できる「テーマデザイナー」などの新機能を追加した。マルチアングル/マルチカム対応は、1万円クラスの動画編集ソフトでは初という。このほか、PiPオブジェクトとテキストタイトルに適用できるブラーを調整可能になっている。

マルチカムデザイナーのデモ。最大4つのカメラアングルを切り替えてストリームを生成できる。音声分析によって映像を同期できるので、バンド演奏のカッコイイPVを作るときに便利そうだ

テーマデザイナーを使えば写真やビデオをドラッグ&ドロップで配置するだけで見栄えのいいフォトムービーが作成できる

このほか、ミニチュア撮影のような映像を作る「Tilt Shift Effect」や水面反射を表現する「Water Reflection Effect」など、新しいビデオエフェクトも追加されている

 ColorDirecotr 2は、ビデオのカラーバランスや露出を調整するためのソフトだ。新機能としてHDRエフェクトを適用可能になり、擬似的に異なる露出を組み合わせて、映像を補正できるようになっている。また、モーショントラッキングも従来同様利用でき、指定した範囲を識別して色調整を行えるのがユニークだ。

HDRエフェクトを適用してハイダイナミックレンジの映像を作成可能。ディティールを鮮明にできる

モーショントラッキングでボーリングをする少年のシャツの色を自在に変更するデモ

 AudioDirector 4は、周波数スペクトラムビューにより、ビデオ内に含まれる音声を視覚的に編集できるのが特徴だ。最新版では、5.1/7.1チャンネルサラウンド音声プロジェクトを作成可能になったほか、ノリズリダクション、ノイズ除去機能を備えた。音声トラックのウェーブフォームでは分からない特定周波数もスペクトラムビューで確認でき、修復ポイントは時間、周波数などのほか、マジックワンドでも抽出できる。大事なシーンでサイレンの音が被ってしまった、といったときも簡単にその音だけを消せるのがうれしい。

結婚式の1シーンで背後に救急車のサイレンが被っているビデオから、簡単な操作でサイレンの音だけを抽出して削除するデモ

 写真編集ソフト「PhotoDirector 5」の新機能は主に5つ。まず1つは64ビットOSへのネイティブ対応で、これによりサイズの大きいRAWデータの取り込みをより高速に行えるようになった。2つ目はブラケットHDRで、最大5つの異なる露出値の写真を合成してハイダイナミックレンジの写真を生成できる。3つ目は、デジタル一眼レフ用のレンズプロファイルをつかったゆがみ補正。4つ目は4K UltraHD動画(フォトスライドショー)の作成機能。5つ目が高解像度ディスプレイに最適化されたユーザーインタフェースだ。このほか、PhotoDirector 5ユーザーはWindows 8用タブレットで利用できる「PhotoDirector Mobile」を無料で利用できる。

新たに追加された自動レンズ補正のデモ。デジタル一眼レフのレンズプロファイルを60種類保持し、1クリックでゆがみを補正できる。新しいレンズプロファイルはDirectorZoneからダウンロード可能だ


 新製品の国内向け説明会に登壇したサイバーリンクアシスタントバイスプレジデントのLouis Chan氏は、写真/動画撮影が可能なスマートフォンをはじめとするデバイスの増加によって「エンドユーザーが生み出すデジタルメディアは爆発的に増え、優れたビデオを作りたい、それらを共有したいというニーズが高まっている」と語る一方で、「ただし、“Video Editing is”という言葉でGoogle検索すれば分かるように、多くの人たちはビデオ編集を難しく、時間がかかるものだと感じている」と指摘。「Director Suiteはプロのニーズも満たす豊富なツール群をそろえていながら、直感的な使いやすさも備えている。人々が求めているのは、ビデオを通して情熱や感動を共有すること。そうしたクリエイティブな人たちに、技術の難しさやわずらわしさを感じさせない最適なツールを提供していく」とアピールした。

サイバーリンクアシスタントバイスプレジデントのLouis Chan氏(写真=左)。同氏は新製品をアピールする一方で、「ソフトはツールに過ぎず、感動を伝えるのはあなた自身だ」とも語っている

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