Haswell化した超高解像度“KIRA”、注目の軽量Windowsタブレットなど――東芝「dynabook」新モデル第2弾2013年PC秋冬モデル(1/3 ページ)

» 2013年11月18日 12時00分 公開
[ITmedia]

dynabookシリーズの特徴

ラインアップ

ハードウェア

  • 既存シリーズPCのCPUは第4世代Coreプロセッサー・ファミリーに刷新
  • タブレット/低廉シリーズを除くシリーズで802.11ac(Draft)対応無線LANモジュールを採用
  • 標準サイズのHDMI出力端子搭載モデルは「4K2K出力」に対応

ソフトウェア

  • OSは一部低廉シリーズを除きWindows 8.1に刷新
  • Windows搭載シリーズのオフィススイートは、一部低廉モデルを除きOffice Home and Business 2013が付属
  • 「dynabook KIRA V834/V634」「dynabook V7714/28K」にAdobe Photoshop Elements 11が付属
  • Windows搭載シリーズには、FlashAir対応写真管理ソフト「思い出フォトビューア」が付属
  • Windows搭載シリーズには、XP搭載PC対応の環境引っ越しソフト「PC引っ越しナビ」が付属


第2弾はモバイルノート/タブレットカテゴリを拡充

 東芝は11月16日、2013年秋冬商戦向けPC/タブレット新モデル第2弾を発表した。10月16日に発表した第1弾のラインアップに続き、第2弾のシリーズは2013年11月22日より順次発売する。

13.3型/2560×1440ディスプレイのプレミアムUltrabook「dynabook KIRA」シリーズ

dynabook KIRA V834 dynabook KIRA V834

 13.3型サイズで2560×1440ドットの超高解像度ディスプレイの搭載を特長とするプレミアムUltrabook/モバイルノート「dynabook KIRA」シリーズは、OSをWindows 8.1に、CPUを第4世代のCore i5-4200U、無線LANに802.11ac(Draft)対応モジュールに刷新し、マイナーチェンジされた。

 最上位のV834/29Kは、前モデルと同様に2560×1440ドット(WQHD)表示+タッチパネルを採用した構成。さらにタッチパネル非搭載のV634にも2560×1440ドット表示の高解像度液晶パネル搭載モデルが加わり、高解像度+タッチ、高解像度、1366×768表示と搭載液晶ディスプレイの仕様別に計3種類のモデルを用意する。

 また、より省電力を推進した第4世代Coreプロセッサーの採用によりバッテリー動作時間も伸びた。2560×1440ドットディスプレイ搭載モデルは約14時間、1366×768ドットディスプレイ搭載モデルは約22時間もの長時間動作が可能だ。

 発売時実売価格は高解像度+タッチ対応のV834/29Kが17万円半ば、高解像度+ノンタッチのV634/28Kが16万円半ば、HD解像度+ノンタッチのV634/27Kが15万円前後と想定。2013年11月22日に発売する。

標準電圧版CPU+ODD搭載、パフォーマンス重視層向けのモバイルノート「dynabook R734」

dynabook R734 dynabook R734

 性能や搭載機能に妥協せず、より軽量なモバイルノートを──とする層に向けた正統派モバイルノートPCが「dynabook R734」シリーズだ。

 光学ドライブを内蔵しながら約1.5キロの軽量13.3型ボディ、最大20時間の長時間動作(オプションの長時間バッテリー装着時/標準バッテリー装着時は約14時間)などのハイクラスなモバイル性能に加え、Ultrabook系モデルで採用される超低電圧版ではなく「標準電圧版」のクアッドコアCore i7-4700MQを採用し、より高いパフォーマンスが望める構成とした点を大きな特長とする。

 ラインアップはストレージ、メインメモリ容量、光学ドライブの違いにより2モデル。それぞれカラーバリエーションにグラファイトブラックとプレシャスホワイトの2色を用意する。上位モデルは1Tバイトハイブリッドドライブ(NANDフラッシュ内蔵HDD)、8Gバイトメモリ、Blu-ray Discドライブを搭載し、約18万円前後(発売時実売価格、以下同)、下位モデルは1TバイトHDD、4Gバイトメモリ、DVDスーパーマルチドライブを搭載し、約16万円前後となる。

ディスプレイとキーボードが分離する2in1スタイル「dynabook V714」

dynabook V714 dynabook V714

 ディスプレイとキーボードが分離し、タブレットとして/ノートPCとして、使う場所に合わせて使い方を変えられる2in1モデルが「dynabook V714」シリーズだ。

 前モデルのdynabook V713より、OSをWindows 8.1に、無線LANを802.11ac(Draft)対応に、そしてCPUを第4世代のCore プロセッサーに刷新し、パフォーマンスとバッテリー動作時間の向上を果たした。

 ディスプレイは1920×1080ドット表示の11.6型ワイド(上位モデルはデジタイザーによるペン操作も可能)。タブレットモード時は299(幅)×189(高さ)×12.4(厚さ)ミリ、重量は約870グラム。キーボードドック接続時は厚さ16.9〜19.1ミリで重量は約1.47キロ。キーボードドックはハードウェアキーボードとタッチパッドに加え、有線LAN/HDMI出力/アナログRGB/USB 2.0の各種インタフェースを拡張できる。

 ラインアップは2モデル。デジタイザー+Adobe Photoshop Elements 11+Office Home and Business 2013付きのV714/28Kが17万円前後、デジタイザーなし+Office Personal 2013付きのV714/27Kが15万円前後となる。

8万円台の低価格を実現する、ライトユーザー向けタッチノート「dynabook N514」

dynabook N514 dynabook N514

 Windows 8を楽しめるもっと低価格なPCはないのか?──「dynabook N514」はそんな声に応えて投入する新シリーズとなる。

 ディスプレイサイズは1366×768ドット表示の11.6型ワイドでタッチパネルを搭載。OSはWindows 8、CPUはCeleron N2810、メインメモリは4Gバイト、ストレージは500GバイトHDDを搭載し、802.11a/b/g/n/ac(Draft)対応無線LANとBluetooth 4.0、インタフェースはHDMI出力や有線LAN、アナログRGB、USB 3.0×1、USB 2.0×2、オフィススイートとしてOffice Home and Business 2013が付属するなど、Windows 8ノートPCとしてひととおりの機能を備えている。

 ラインアップはN514/25Kの1モデル。発売時実売価格は8万円半ばとなる。

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