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仕事に即戦力なタブレットを選んでみた――iPad以外も実力派モデルが続々SOHO/中小企業に効く「タブレット」の選び方(第4回)(2/2 ページ)

» 2014年02月06日 14時00分 公開
[山口真弘,ITmedia]
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Windowsタブレットを選ぶ

 個人向けでは昨年から盛り上がりを見せつつあるWindowsタブレットだが、法人向けではかつてWindows 7タブレットが存在していたところに、新しくWindows 8.1タブレットが加わったことにより、まさに百花繚乱(りょうらん)という有様だ。

 もっとも、iOSやAndroidのタブレットと異なり、ノートPCをルーツとする製品も多く、その機能のバリエーションはどちらかというとWindowsノートPCに近く、同じタブレットというくくりでもその性格は大きく異なる。特徴的な機能ごとに紹介していこう。

 まずは手書き対応の製品。Windowsタブレットに多いのが、文字の手書き入力に便利な筆圧対応のデジタイザおよびスタイラスペンに対応した製品だ。デジタイザを標準添付する製品だけでもNECの「VersaPro/VersaPro J タイプVZ」やエプソンダイレクトの「Endeavor TN10E」、レノボ・ジャパンの「ThinkPad Tablet 2」(対応モデルのみ)など、多数存在する。

 iPadとの差別化という意味もあり、各社とも手書きに注力していることがよく分かる。Windows 8/8.1のデスクトップUI(ユーザーインタフェース)を使う場合、細かい操作を行うためには指先よりもデジタイザのほうが扱いやすい、という事情も深く関係していそうだ。

NECの「VersaPro/VersaPro J タイプVZ」(写真=左)。エプソンダイレクトの「Endeavor TN10E」(写真=中央)。レノボ・ジャパンの「ThinkPad Tablet 2」(写真=右)

 防水機能についても、富士通の12.5型タブレット「ARROWS Tab Q704/H」や、10.1型タブレット「ARROWS Tab Q584/H」のように、防水・防じん仕様を前面に出した製品は多い。屋外での利用が多い場合や作業現場では要注目だ。また堅牢性については、Androidタブレットの項で紹介したパナソニック製タブレットのWindowsモデル「TOUGHPAD FZ-M1」などがある。

富士通の「ARROWS Tab Q704/H」(写真=左)と「ARROWS Tab Q584/H」(写真=中央)。パナソニックの「TOUGHPAD FZ-M1」

 iPadはもちろん、Androidタブレットにもあまり見られない特徴として、カスタマイズ可能な製品が多いことが挙げられる。例えばデルの「Venue 11 Pro」は、キーボードやドッキングステーションを備えているほか、背面カバーを取り外してバッテリーを交換できるなどカスタマイズ性に富んでいる。

 日本ヒューレット・パッカード(HP)の「HP ElitePad 900」は、カスタマイズ性というほどではないが、ドッキングステーションや拡張ジャケットなどのオプションが豊富で、用途に応じてチョイスできるといった具合だ。このあたりは、ノートPCがルーツの製品であることを強く感じさせる。

デルの「Venue 11 Pro」(写真=左)。日本HPの「HP ElitePad 900」(写真=右)

 そしてもう1つ、iOSやAndroidのタブレットになくWindowsタブレットならではの特徴が、大画面タイプの存在だ。例えばIGZOディスプレイを搭載したシャープの「RW-16G1」は15.6型で解像度は3200×1800ドット、パナソニックの「TOUGHPAD 4K UT-MB5」は20型で解像度は3840×2560ドットと、10型前後が多いiOSやAndroidのタブレットと比較すると異次元とも言えるサイズおよび解像度だ。

シャープの「RW-16G1」(写真=左)。パナソニックの「TOUGHPAD 4K UT-MB5」(写真=右)

 前者はA4サイズがそのまま表示できるサイズであり、キーボードやマウスを用意すればそのままデスクトップ上ではノートPCとして使えてしまうので、デスクワークにも向く。また後者は図面などの表示はもちろん、ミーティングでテーブルの中央に置いてそれを囲んだ出席者が同時に参照するといった使い方を想定しており、ペーパーレス化にも貢献してくれるだろう。

 3G/LTE通信モジュールへの対応については、選択肢の数はAndroidと同じく、決して多くはない。今回紹介した製品の中であれば、富士通のARROWS Tab Q704/H(無線WANモデル)は標準搭載、デルのVenue 11 ProはオプションでSIMロックフリー仕様を選べるが、その他のモデルは基本的にWi-Fi対応のみだ。Androidタブレットと同様、モバイルルータを利用せず内蔵モジュールにこだわるなら、まず対応製品を探し、そこから絞り込むほうが効率はよい。

 また、Windowsタブレットはキーボードとマウスを用意すればほぼWindowsノートとして使えるだけに、こうした利用スタイルを多用する見込みがあるのなら、USBポートなどの拡張性についてもチェックしておいたほうがよいだろう。

 言うまでもないが、こうした用途であればタブレットではなく2in1ノートを選ぶ方法もあるので、タブレットにとらわれず、広く製品を探したほうがよい。日本マイクロソフトの「Surface Pro 2」のようにタブレットというカテゴリながら専用キーボード(キーボードカバー)の装着を前提に設計された製品もある。

日本マイクロソフトの「Surface Pro 2」は、2種類の純正キーボード付きカバーが用意されている

←・SOHO/中小企業に効く「タブレット」の選び方(第3回):仕事がはかどるタブレットは、iOS、Android、Windowsのどれか?

各機種のレビューまとめと5つ星でのオススメ度はこちらから!


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