マイクロン、リード550Mバイト/秒を実現したSSD「Crucial M550 SSD」

» 2014年03月19日 11時58分 公開
[ITmedia]

 マイクロンジャパンは3月19日、転送速度を重視した新型SSD「Crucial M550 SSD」シリーズを発表した。ラインアップは2.5インチ(7ミリ厚)モデルのほかmSATAモデル、M.2 Type2280モデルの3種を用意。容量は128Gバイト/256Gバイト/512Gバイト/1Tバイトの4タイプ(1Tバイトモデルは2.5インチのみ)を取り揃える。

 出荷時期は2.5インチモデルが3月下旬、mSATA/M.2 Type2280モデルが4月以降の見込みだ。価格はオープン、予想実売価格は128Gバイトモデルが1万1000円前後、256Gバイトモデルが1万9000円前後、512Gバイトモデルが3万7000円前後、1Tバイトモデルが5万8000円前後。

photophotophoto Crucial M550 SSDシリーズ

 いずれも20ナノマイクロメートルプロセスを採用するMLC SSDで、コストパフォーマンスを重視した同社製従来モデル「M500」に対し、転送速度向上を重視した上位設計となっているのが特徴だ。転送速度はリード最大550Mバイト/秒(全モデル)、ランダムライト性能は8万5000IOPS(512G/1Tバイトモデル)を実現。従来モデルのM500が弱点としていた低容量帯モデル(128Gバイト/512Gバイト)の書き込み速度が大幅に引き上げられている点もポイントだ。

 製品寿命(MTTF)は120万時間、耐久性(総書き込みバイト数)は72Tバイト(40Gバイト/日で5年間に相当)となっている。

 なお従来のM500シリーズについては今後も併売となる予定だ。

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