インテルの「NUC」やギガバイトの「BRIX」などの超小型ベアボーンが人気を集めているが、ASUSTeKの「VivoPC」シリーズにも期待値の高いラインアップが加わった。Core i5-3337U搭載の「VM60-G001M」と、Core i3-3217U搭載の「VM60-G002M」の2モデルで、価格は5万円弱と4万円弱。
VivoPCの元祖は、2013年11月に3万円弱で登場したCeleron 1007U搭載の「VM40B-S004M」。今回の2モデルはそれ以来の新製品となる。3.5インチドライブを1台組み込める190(幅)×190(奥行き)×56.2(高さ)ミリのボディサイズはそのままに、CPUやチップセットをグレードアップしているのが特徴だ。
ドスパラ パーツ館は「Core i5モデルでも5万円以下という手を出しやすい価格帯なのでヒットしそうです」と期待を込める。別のショップも「NUCやBRIXと比べて大ぶりな筐体が昨年はネックになっていましたが、今年はどちらも2.5インチベイを追加したことでボリュームアップしているので、VivoPCとの差が縮まりました。3.5インチHDDが使いたいという人なら、悪くない選択肢だと思いますね」とプッシュしていた。
なお、公式な仕様では、対応するHDDは500Gバイトから1Tバイトとなっている。メモリはDDR3 SO-DIMMスロットが2基あり、最大容量は16Gバイトだ。IEEE802.11a/b/g/n/acとBluetooth 4.0アダプタとギガビットLANは標準搭載している。
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