グラフィックスカードは、AMDの新GPU「Radeon R9 280」を搭載したモデルが各社から登場している。いち早く店頭に並んだMSIの「R9 280 GAMING 3G」の価格は3万8000円弱となる。その後、玄人志向やギガバイトなどからも3万4000円弱のモデルが投入された。
R9 280はすでに出回っているR9 280Xの下位にあたるラインアップで、リファレンスカードのTDPは250ワットとなる。補助電源は6ピンと8ピン。TSUKUMO eX.は「R7 265に続いて、製品情報だけあがっていたGPUがようやく出てきたという感じですね。ラインアップの隙間を埋める存在なので爆発的なヒットは期待していませんが、まあ、これで選びやすい環境にはなったかなと思います」と淡々と語る。
PCケースの注目株は、NZXTのミドルタワー「H440」だ。5インチベイを排除して、ドライブベイを3.5/2.5インチベイのみにデザインしているのが最大の特徴。直接アクセスするドライブを積まないため、フロントアクセスのないユニークな構成となっている。ほかにも、2.5インチシャドウベイを2基備える。価格は1万5000円弱だ。
オリオスペックは「インストール時しか光学ドライブを使わないという人は増えていますからね。3.5インチベイにしても、1台単位でトレイが外せるので、水冷ポンプ置き場にしたり、長大なグラフィックスカードを挿すスペースを確保したりと、柔軟に対応できるのが魅力です」と評価していた。
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