連載
» 2014年04月25日 18時10分 公開

Macで4Kクラスの超高解像度ディスプレイを試す広田稔のMacでいくね?(27)(2/4 ページ)

[広田稔,ITmedia]

1枚の画面でデュアルやトリプルな感覚

 まずは接続から。テスト機である13インチMacBook Airと15インチMacBook Pro Retinaは、どちらもThunderbolt端子にケーブルをさして外付けディスプレイと接続する。さらに15インチMacBook Pro Retinaでは、HDMI端子も利用可能だ。とりあえず、LGの34UM95-Pは手持ちのThunderboltケーブル、デルのUP2414Qはディスプレイに付属してきたDisplayPort/Mini DisplayPortケーブルで接続してみた。

 念のため説明しておくと、ThunderboltはMini DisplayPortと端子の形状が同じで互換性もある。Mini DisplayPortは、DisplayPortの端子が小さい版なので、最近のMacでは基本的にThunderbolt/Mini DisplayPort/DisplayPortのビデオ入力を備えたディスプレイを買えば、ケーブル1本で接続できることになる。DVIやアナログRGBといった端子は、アダプタを介して接続する。

 気になっていたのは、そもそも出力できるのかという問題だった。技術仕様によれば、13インチMacBook Airは「本体ディスプレイで標準解像度、外部ディスプレイで最大2560×1600ピクセル表示を同時サポート」、15インチMacBook Pro Retinaは「本体ディスプレイで標準解像度、最大2台の外部ディスプレイで最大2560×1600ピクセル表示を同時サポート」となっている。

 とりあえずものは試しということでつないでみたところ、MacBook Pro Retinaは問題なく出力できたが、MacBook Airは2機種とも表示が乱れてしまった。解像度を落とせばちらつきはなくなるが、それではこのディスプレイを選ぶ意味があまりない……。というわけで、ここからはMacBook Pro Retinaでテストを進めていく。

最大解像度では画面下部の表示が乱れるため、13インチMacBook Air選手はスタート早々で脱落してしまった。ただし、同じ34型で解像度が2560×1080ピクセルと低いLGの「34UM65-P」は、DisplayPort/Mini DisplayPortケーブルでAirと接続すれば問題なく表示できた

 第一印象は、ものすごく月並みだが、ともに「広っ! そして細かっ!」というもの。アップル純正製品では、27インチのiMacや、同じく27インチの「Thunderbolt Display」が2560×1440ピクセルと高解像度だが、これらはディスプレイ本体も大きい。

 一方、今回試した2モデルは、既存の24型液晶とほとんど本体の高さが変わらないにもかかわらず、表示の細かさがグッと上がっている。LGのほうは21:9という超横長なので、画面の対角線の長さでサイズをはかると34型と大きいものの、実際は同程度の液晶テレビより圧迫感が少ない。

左がLGの「34UM95-P」、右がデルの「UP2414Q」

同じく左がLG、右がデルで、トリプルディスプレイにしてみたところ。左にEIZOの24型/1920×1200ピクセル、右に15インチMacBook Pro Retina/1440×900ピクセルという配置だ。ちなみに、LGのほうの写真は、マシンのOSを入れ替えた際、34UM95-Pの写真をロストしまったため、ほぼサイズが同じ「34UM65-P」で撮影し直したもの。机に置いた際のサイズ感だけ見てほしい

同じく左がLG、右がデル。Apertureの画面を開いたところ。すごく広いのが分かる。以下、スクリーンショットをクリックすると、原寸サイズが開くのでモバイル環境では要注意

3440×1440ピクセルの34UM95-Pは、4:3のディスプレイを2枚ならべて置いているような感覚。使う前はいまいちピンとこなかったが、例えば、左側を中心に使って、右側にはメッセンジャーやメールをよけて常設しておくといったように、かなり実用的な使い方が可能だ

Photoshopなら贅沢にパレットをすべて開ける

Final Cut Proのようなほかのアプリと並べてもいい

ディスプレイの中央下に操作ボタンがあって、押したり、上下/左右に動かしてメニューを操作する。これまた写真をなくしたので34UM65-Pの写真。ブルーライト低減モードは、長時間使ったわけではないので効果があったかは何とも言えないが、2段階で調節すると画面が暗くなり目の刺激が少なくなったと感じた

一方、デルのUP2414Qはとにかく広大だ。システム環境設定のパネルとデスクトップの空いたスペースを比べていただけると、なんとなく実感してもらえるはず。トリプルディスプレイにして、先のEIZOの24型モデルとRetinaの内蔵ディスプレイを並べてみると、広さ違いに圧倒される

1番精細さを堪能できたのが、YouTubeに投稿されていた4K動画(http://www.youtube.com/embed/ZSNyrBbsQZk)を表示したときだ。右下に小さく見えるのが、ビデオの解像度を変更するバーというのが恐ろしい

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia PC USER に「いいね!」しよう