マウスコンピューターは8月2日、長野県飯山市の同社工場「飯山工場」にて、全国の小学6年生およびその保護者20組40名を対象に、PCの組み立てを実際に体験できる「親子パソコン組み立て教室」を開催した。
毎年夏休みに行われる恒例のイベントで、2014年で4回目を迎える。同社の特徴である豊富なBTOを生かして、自分だけのPCを自分の手で組み立てる“モノ作り”の楽しさを伝える取り組みだ。
実はこれまで、組み立て作業は子どもが行い「親は手出し無用」というルールがあったが、2014年は親子での共同作業を推奨している。同教室の“校長先生”を担当した飯山工場の橋立氏は「“親子パソコン組み立て教室”ということで今回から親御さんの参加もOKにしました。コミュニケーションのきっかけになれば」と話す。PCは日常的に使っているが「中を見たのははじめて」という親子も多く、ノートPCの中を親子でのぞいて笑い合う姿がみられた。ま、まぶしい。
ちなみに、マウスコンピューターの組み立て教室は、完成に必要なパーツがあらかじめ用意されているのではなく、事前に選択したスペックシートをもとに、工場内からパーツをピックアップするところも作業工程に含まれている。シートのバーコードを読み取って、該当するパーツをパレットに入れていく作業は実際に工場内で行われているのと同じもの。かなり本格的だ。
マウスコンピューター代表取締役社長の小松永門氏は、「1人でも多く、子どもたちにパソコンを好きになってもらいたい。マウスコンピューターの製品は、いろいろなパーツを自分で選べるBTOが特徴。自分のためのパソコンを選ぶ楽しさを体験してほしい。また、写真や動画、ゲームなど、世の中にはいろいろなコンテンツがあるが、それを作る側にとってパソコンが重要だということも知ってほしい」と話し、組み立て教室に参加した子どもたちを眺めて目を細めた。
4年目の取り組みとあって同社のパソコン教室はかなり広く認知されていると感じた。同時開催の「訳ありセール」に足を運んでパソコン教室の存在を知り、子どもが対象年齢になったので「満を持して応募した」と語る人や、2年目に取材したPC USERの記事を読んでイベントを知ったという人も。対象のお子さんがいる方は、来年の「親子パソコン組み立て教室」に参加してみてはいかがだろうか。
親子パソコン組み立て教室と同時開催された「訳ありセール」も毎年恒例の目玉イベントだ。キャンセル品など、新品と同等の商品がモノによっては70%以上値引きされた特価で手に入るとあって、広い工場の駐車場を遠方からの車で埋め尽くすほどの大盛況。前日の昼ごろから並んだという人もおり、積み重ねられた“お宝”が瞬く間になくなっていった。
→PC USER特設ページ「mouse computer station」
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