“黒”の勢いを超えるか? 最大14.9ワット動作の極小ベア“白LIVA”が登場!古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2014年08月11日 12時00分 公開
[古田雄介&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

ストレージ領域も販路も広く――ECSの極小ベア「LIVA」新モデルの評判

ECS「LIVA-C0-2G-64G-W」

 先週の新製品でとくに注目を集めていたのは、ECSの超小型ベアボーン「LIVA」のホワイト筐体モデル「LIVA-C0-2G-64G-W」だ。価格は1万9000円弱で、アキバの多くのPCパーツショップが取り扱っている。

 LIVAは118(幅)×70(奥行き)×56(高さ)ミリの小型ケースを採用した極小のベアボーンだ。Bay Trail-M世代のSoCと2GバイトのDDR3L、eMMCタイプのストレージ、ギガビットLANといったパーツを組み込んでおり、あとは付属のIEEE802.11a/b/g/n+Bluetoothカード(M.2)を装着し、別途用意したOSをインストールすればマシンとして使える(対応するOSはWindows 8.1 64ビットのみ)。マシン全体の消費電力が最大14.9ワットと低く、給電にUSB端子を採用している点がユニークだ。

LIVA-C0-2G-64G-Wの背面。給電コネクタがUSBとなっている

 今回の“白いLIVA”は第1号から数えて3作目。黒いボディを採用した元祖モデル「LIVA-B3-2G-32G」は4月末に一部の店舗のみが取り扱い、「非公式ながら、モバイルバッテリで動作しました」(BUY MORE秋葉原本店)と、消費電力の低さが大きな反響を呼んだ

 その後、CPUをCeleron 2807にアップデートしたマイナーチェンジモデル「LIVA-C0-2G-32G-B」が登場し、現在もドスパラ パーツ館で1万8000円弱の価格で販売されている。白いLIVAはCeleron 2807を含めた仕様をLIVA-C0-2G-32G-Bから引き継ぎつつ、ストレージ容量を2倍の64Gバイトにして、筐体色を一新したのが特徴だ。

 省電力性とコンパクトさをそのままにスペックが向上しているが、ショップ側の期待はそれほど大きくない様子。あるベテラン店員氏は発売直前に「元祖モデルほどのインパクトがないのと、超小型ベアボーンの市場がそこまで大きくなっていないことから、そこそこ売れてくれればいいなという感じで構えています」と正直に話していた。

 別のショップも「予約はそんなに多く入っていないです。面白い製品ではありますが、響く層のお腹がまだ減っていないんですよね。じわじわとヒットしてくれればと思います」と似た感想を聞かせてくれた。

 爆発的なヒットを予想する声はあまりなかったが、場所も電力も自由度が高い省電力マシンのコンセプト自体の評価はおしなべて高い。先の店員氏は「これだけ小回りが利くWin 8.1マシンもなかなかないですからね。面白い使い方が色々と見えてくれば伸びる余地が多分にあると思います」とも話していた。

ドスパラ パーツ館のLIVAコーナー。2作目と3作目が併売されている

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