「iPhone 6/6 Plus」はWiMAX 2+とAXGPに対応 利用できる周波数一覧CAもサポート

» 2014年09月10日 14時03分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 米Appleが発表した「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」。日本では現行のiPhone 5s/5cと同じく、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの3キャリアが9月19日から販売する。

photo 「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」

 AppleのWebサイトによると国内向けのiPhone 6は「モデルA1586」、iPhone 6 Plusは「モデルA1524」で、3キャリアとも同じ仕様の端末を取り扱う。これもiPhone 5s/5cと同様だ。また対応する4Gの対応周波数は以下の通りで、新たにTD-LTE方式をサポートした。

photo
  • Band 1(2100MHz) ※ドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル
  • Band 2(1900MHz)
  • Band 3(1800MHz) ※ドコモ(東名阪)、ワイモバイル(旧イー・アクセス)
  • Band 4(AWS)
  • Band 5(850MHz)
  • Band 7(2600MHz)
  • Band 8(900MHz) ※ソフトバンクモバイル
  • Band 13(700c MHz)
  • Band 17(700b MHz)
  • Band 18(800MHz) ※KDDI
  • Band 19(800MHz) ※ドコモ
  • Band 20(800 DD MHz)
  • Band 25(1900MHz)
  • Band 26(800MHz)
  • Band 28(700 APT MHz) ※2015年にドコモ、KDDI、ワイモバイルに割り当て予定
  • Band 29(700 de MHz)
  • Band 38(TD 2600MHz)
  • Band 39(TD 1900MHz)
  • Band 40(TD 2300MHz)
  • Band 41(TD 2500MHz) ※UQ(WiMAX 2+)、WCP(AXGP)

 TD-LTEは国内ではKDDI傘下のUQコミュニケーションズが「WiMAX 2+」として、またソフトバンク傘下のWireless City Planning(WCP)が「AXGP」として展開している。WiMAX 2+はauの対応端末でも利用可能で、AXGPもソフトバンクモバイルが「Softbank 4G」という名称でサービスを提供中だ。iPhone 6/6 PlusはWiMAX 2+とAXGPが利用している2.5GHz帯の周波数(Band 41)もカバーしており、両社の広報はiPhone 6/6 PlusがKDDIのWiMAX 2+およびソフトバンクモバイルのSoftbank 4G(AXGP)に対応することを認めた。

 従来からのLTE(FDD方式)では、ドコモの800MHz帯/1.7GHz帯(東名阪のみ)/2GHz帯と、KDDIの2.1GHz帯/800GHz帯、ソフトバンクモバイルの2.1GHz帯/900GHz帯に対応している。なおソフトバンクの場合はワイモバイルの1.7GHz帯の利用も可能だ。また2015年にドコモとKDDI、ワイモバイルに割り当てられる700MHz帯もサポートしている。なお国内で利用しているLTE網ではドコモとKDDIの1.5GHz帯(Band 21とBand 11)には対応していない。

※非対応のLTE周波数にKDDIの1.5GHz帯を追記いたしました

各社のキャリアアグリゲーション(CA)対応

 iPhone 6/6 Plusは新たにキャリアアグリゲーション(CA)にも対応しており、auのCA提供エリアでは下り最大150Mbpsの高速通信が安定して行える(一部のエリアはCAなしでも下り最大150Mbpsが可能)。また来夏からLTE(FDD)のCAを開始するソフトバンク網でも、iPhone 6/6 PlusでCAが利用できる。その場合の最大通信速度は150Mbpsだ。なお、この9月から開始したAXGPのCAには非対応だという。ドコモも来夏からCAを開始するが、これはLTE-Advanced用で、iPhone 6/6 PlusではCAを利用できない。なお、ドコモの場合はCAなしでも下り最大150Mbpsの通信を実現している。

VoLTEとWi-Fi Callingは利用できる?

 iPhone 6/6 PlusはVoLTEにも対応しているが、国内でVoLTEを提供しているドコモは「国内での対応は未定」としている。KDDIはVoLTE対応について「現時点でコメントできることはない」との回答。またソフトバンクモバイルは「発売時点では対応していない」と述べ、サービス開始時にファームウェアアップデートなどで対応する可能性を示唆した。

 またWi-Fi環境でも携帯電話番号を使った音声通話やSMSの送受信ができるAppleのWi-Fi Callingについては、各社とも「対応は未定」とのこと。ただしドコモは、「ユーザーニーズに合わせて最適なサービスを提供したい」としており、要望が多ければ導入される見込みがある。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年01月19日 更新
  1. マウスコンピューター「全モデル販売停止」の真相 軣社長が語った“想定外の受注急増”と“正直な決断” (2026年01月16日)
  2. RTX 5090/5080はもはや「レアキャラ」──GPU枯渇が深刻化するアキバで光る「50万円切り」RTX 5080搭載PC (2026年01月17日)
  3. 折りたたみ式の「DIWANGUS レーシングコックピット」が17%オフの2万1619円に (2026年01月16日)
  4. AppleがGoogleの「Gemini」とクラウド技術を採用/Googleの動画生成AIモデルが「Veo 3.1」に 縦型動画にも対応 (2026年01月18日)
  5. 経産省がアンカーのリコール進ちょく状況を発表 製造/品質管理体制を強化 (2026年01月16日)
  6. 4K有機ELの圧倒的没入感を楽しめる「Dell AW3225QF」がセールで16%オフの12万9980円に (2026年01月16日)
  7. 危機の演出? それとも本当の“焦り”? OpenAI「コード・レッド」の内実 (2026年01月19日)
  8. 23.8型でワイヤレス、しかも4万円台! ユニークの巨大モバイルディスプレイ「UQ-PM238CST-Q」の実力と注意点 (2026年01月14日)
  9. 天空、Ryzen AI Max+を搭載した着脱式14型2in1モバイルPC「OneXPlayer Super X」の国内取り扱いを発表 (2026年01月16日)
  10. 2026年のASUSは「大きな2画面ノートPC」推し!? 進化したZenbook/ROG Zephyrus DUOからコジプロコラボまで一挙にチェック! (2026年01月16日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年