レノボ・ジャパンは、9月17日に「HORIZON 2」「HORIZON 2e」をアピールする製品説明会を行った。会場はインテリアブランド「ハーマンミラー」の東京店で、“テーブルトップPC”を掲げるHORIZON 2やHORIZON 2eのインテリアとの親和性をアピールしつつ、HORIZONシリーズで導入したユーザーインタフェース「Aura」やAndroidデバイスとのデータ共有ユーティリティ「Aura app for Android 4.2」の利便性を紹介した。
Auraは、本体を取り囲んで使う“テーブルトップPC”を想定して、本体の左右上下どこからでも同じように使える専用のユーザーインタフェースだ。扱うファイルやアプリケーションを「写真」「動画」「音楽」「教育」「ゲーム」「アプリ」「App Shop」のカテゴリーに分け、円盤に割り当てたアイコンをタップして関連するファイルやアプリを呼び出す。円盤はダイヤルのように回転するので、本体の左右上下どこにいても同じ感覚で利用できる。
アイコンをタップすると円盤の外周にファイルのサムネイルやアイコンが展開する。この外周もダイヤルのように回転する。ファイルのサムネイルをタップすると、ファイルの種類にあわせてAura専用のビューアアプリが立ち上がる。このビューアアプリはファイルごとに起動して、Auraの上にフォームがどんどん増えていく。このフォームもタップやフリックでAuraの上を動かすことができるほか、画面の外に飛び出すようにフリックするとそのファイルのビューアが終了するなど、ジェスチャーにあわせたコマンドも用意している。
ジェスチャーでできる操作には、ビューアの拡大縮小以外に、接続したほかのデバイスとのデータの受け渡し、データのグループ化、デスクトップのクリアと復元などが可能だ。
Aura app for Android 4.2は、Auraに対応したデバイス接続共有アプリだ。Auraが起動しているHORIZON 2、または、HORIZON 2eのディスプレイの上でAura app for Android 4.2を導入したAndroidデバイスをかざすだけでワイヤレス接続を確立して、Androidデバイスに保存しているファイルをローカルのファイルと同じようにAuraで扱うことができる。
同時に接続できるAndroidデバイスは4台まで。Androidデバイスを接続したHORIZONのディスプレイの上で“シャカシャカと振る”と、AndroidデバイスにあるコンテンツファイルがAuraのデスクトップに“降ってくる”仕掛けも用意している。
このほか、説明会会場ではHORIZON 2とHORIZON 2eに標準で付属するゲームデバイス「ストライカー」「ジョイスティック」を使ったゲームの体験や、初回出荷1000台限定で標準で付属するピクセラ製のUSB接続テレビチューナー「PIX-DT300」のフルセグ受信デモ、HORIZON 2専用のマルチモードテーブルを使って、ユーザーが自由な姿勢で利用できることをアピールした。
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