Microsoft、Chromecast対抗のMiracast端末を60ドルで発売へ

» 2014年09月24日 08時54分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは9月23日(現地時間)、米Googleの「Chromecast」のように端末の画面をテレビにミラーリングするガジェット「Wireless Display Adapter」を発表した。米Microsoft Storeで予約を開始しており、10月31日に発売の予定。価格は59.95ドルだ。

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 35ドルのChromecastより割高ではあるが、Wi-Fi Allianceのディスプレイ伝送技術「Miracast」を採用しているため、(端末がMiracastに対応していれば)Chromecastのようなアプリなしに対応するディスプレイやプロジェクターに端末の画面をミラーリングできる。また、対応機器同士をWi-Fi Directで直接接続できるので、Wi-Fiのアクセスポイントがない環境でも利用できる。

 Windows 8.1/8.1 RT搭載のPCおよびタブレット、Windows Phone 8.1搭載のスマートフォンだけでなく、Android端末でも利用できる。

 cast 2 紹介動画では、会議室のプロジェクターにSurfaceからミラーリングしている

 利用するには、ミラー元のPC側の設定で[Project]→[Add a wireless display]を選択することでWireless Display Adapterを有効にし、Miracast対応のテレビやディスプレイのHDMI端子とUSB端子にWireless Display Adapterを接続する。

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 Wireless Display AdapterはMicrosoft Storeの他、Best Buyでも販売する。日本で発売するかどうかは不明だ。

動画が取得できませんでした

変更履歴:当初、「Microsoft Store」とすべきところを「Apple Store」としていました。お詫びして訂正いたします。[2014/9/24 10:45]



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