キヤノンは1月15日、高画質プリントを実現したインクジェットプリンタ「PIXUS PRO-10S」「PIXUS PRO-100S」の2製品を発表、2月中旬に販売を開始する。価格はオープン、同社直販「キヤノンオンラインショップ」販売予定価格はともに6万4800円だ(税別)。
2製品はいずれも、2012年販売の同社製インクジェットプリンタ「PIXUS PRO-10」「PIXUS PRO-100」の後継製品で、多色インクによる高画質プリントに対応。PIXUS PRO-10Sは9色顔料インク+クロマオプティマイザーの10色、PIXUS PRO-100Sは8色染料インクを採用している。印刷速度はA3ノビ/カラー時でPIXUS PRO-10Sが約5分20秒、PIXUS PRO-100Sが約1分30秒だ。
また今回のモデルでは、付属のプラグインアプリ「Print Studio Pro」の機能を強化しているのが特徴。画像編集ソフト「Digital Photo Professional」上で、プリンタの出力イメージを印刷前にシミュレーション表示することが可能となっている。またiPad用の閲覧/プリントアプリ「Pro Gallery Print」の無料利用も可能だ。
接続インタフェースはUSB 2.0および無線LAN(IEEE802.11b/b/n)/有線LAN接続に対応した。本体サイズは約689(幅)×385(奥行き)×215(高さ)ミリ。重量はPIXUS PRO-10Sが約20キロ、PIXUS PRO-100Sが約19.7キロ。
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