富士通から“大画面が外せる”新スタイルPCという提案――「FMV LIFEBOOK GH」2015年PC/タブレット春モデル

» 2015年01月20日 12時30分 公開
[ITmedia]

小型デスクトップPC+ワイヤレスディスプレイという新しいPCの形

 富士通は1月20日、新しいホームコンピューティングコンセプトを掲げた新型PC「FMV LIFEBOOK GH」を発表した。小型デスクトップPCに、バッテリーを内蔵したワイヤレス接続のタッチパネル付きディスプレイを組み合わせることで、家庭内でのさまざまなPCの使い方を提案する。ラインアップは「GH77/T」の1モデルのみで、発売日は2015年1月23日の予定だ。価格はオープン、実売価格は24万円前後(税別)の見込み。

「FMV LIFEBOOK GH」

 ワイヤレスディスプレイは、1920×1080ピクセル表示の15.6型IPS液晶パネルを採用。富士通独自の無線通信技術により、タッチパネル搭載の15.6型ディスプレイとしては世界最薄・最軽量を実現したという(2015年1月19日現在、富士通調べ)。本体サイズは385(幅)×255(高さ)×9.8(奥行き)ミリ、重量は約980グラムだ。通信距離はPC本体が見える状態で最大30メートルとしている。

 26ワットアワーのバッテリーをディスプレイ部に内蔵し、約4.0時間の駆動時間(JEITA 2.0)をうたう。ディスプレイ表面は高硬度ガラスのDragontrailを採用、ステレオスピーカーとヘッドフォン出力、電源や音量ボタンも搭載する。付属のキーボードとレーザーマウスもワイヤレス仕様だ。ディスプレイを立てかける折りたたみ式のスタンドも添付される。

 PC本体はワイヤレスディスプレイを横置き/縦置きの両方でセットでき、充電機能付きクレードルのように利用できる。本体サイズは185(幅)×241(奥行き)×188(高さ)ミリ、重量は約1.9キロとコンパクトサイズだ。

 基本スペックは、4コア/8スレッド対応のCore i7-4712HQ(2.3GHz/最大3.3GHz、6Mバイト3次キャッシュ)、CPU内蔵のHD Graphics 4600、HM86 Expressチップセット、8Gバイトメモリ(4Gバイト×2、PC3L-12800)、2TバイトHDD(1Tバイト×2、5400rpm)、スロットイン式のBDXL対応Blu-ray Discドライブを装備。2台の1TバイトHDDを利用し、毎週自動でバックアップして2重化することで、ユーザーのデータを保護する。

 通信機能は1000BASE-Tの有線LAN、IEEE802.11b/g/nの無線LAN、Bluetooth 4.0+HS、NFCを内蔵。ワイヤレスディスプレイとの映像信号やタッチ操作の伝送は、Caviumの無線技術を採用する。PC本体には、SDXCメモリーカードスロット、USB 3.0(1ポートは電源オフUSB充電機能付き)、HDMI出力、音声入出力、ステレオスピーカー、ステレオマイク、約92万画素のHDカメラ、人感(焦電)センサーも備えている。

 プリインストールOSは64ビット版のWindows 8.1 Update、オフィススイートはOffice Home and Business Premium プラス Office 365サービス(1年間)を採用する。

3つの利用スタイルを提案

 機能面では、ワイヤレスディスプレイをタブレットのように使って、家庭内のさまざまな場所から据え置きPCの高いパフォーマンスを利用可能だ。ワイヤレスディスプレイでBlu-ray Discの視聴、動画や写真の編集、同一ネットワーク上にあるレコーダーと連携した録画番組の視聴などが行える。

 また、人感センサーにより、PC本体に近づくだけでワイヤレスディスプレイに写真や動画を映したり、クラウドサービス(MyCloud)のコンテンツを表示でき、フォトフレームのように扱える。

 内蔵のNFCポートを利用すれば、NFC搭載スマートフォンとデータ連係が可能だ。NFC搭載スマホをタッチすることで、GH77/Tで表示していた動画やWebサイトのURLをスマホの画面に切り替えたり、スマホ内の写真データをGH77/Tへ取り込むことができる。

 富士通はこのGH77/Tで3つのスタイルを提案しており、ノートPCやデスクトップPCのように利用する「PC Style」、分離してタブレット感覚で楽しむ「Tablet Style」、そしてサイドボードなどに置いて通りがけに写真を見るような「Board Style」を状況に応じて使い分けられる。

FMV LIFEBOOK GH店頭モデルの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売(税別)
LIFEBOOK GH GH77/T (W 1色) 小型デスクトップ + 着脱式ディスプレイ 新シリーズ Core i7-4712HQ (2.3GHz/最大3.3GHz) 8GB (DDR3L) 2TB HDD (1TB×2) 64ビット版 Windows 8.1 Update 24万円前後
FMV LIFEBOOK GH店頭モデルの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 GPU 光学ドライブ バッテリー駆動時間 (JEITA 2.0) オフィス 重量
LIFEBOOK GH GH77/T 15.6型ワイド (IPS) 1920×1080 CPU内蔵 (HD 4600) BDXL対応Blu-ray Disc 約4.0時間 (本体はバッテリー駆動非対応) Office Home and Business Premium + Office 365(1年間) 本体:約1.9キロ、液晶:約980グラム


富士通 LIFEBOOK GH 富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月11日 更新
  1. 初のカラー対応「Kindle Scribe Colorsoft」の実力は? 通常モデルとの価格差1万7000円の価値を検証 (2026年06月10日)
  2. 「Geminiの技術は使うが、Geminiではない」 WWDC26で見えたApple流AIとプライバシー戦略の核心 (2026年06月10日)
  3. ミニPCに強みの「MINISFORUM」 ミニワークステーションの新モデルから「謎の拡張カード」まで多彩な製品を披露 (2026年06月10日)
  4. 「macOS 27 Golden Gate」が2026年秋に登場 初のApple Silicon専用バージョンに (2026年06月09日)
  5. 「次世代Apple Intelligence」をフル活用するにはどのような条件がある? 「Siri AI」は日本で使える? 知っておくべき対応モデルのハードル (2026年06月09日)
  6. 実売1万円切りでパススルー給電にも対応! KTCの15.6型モバイルディスプレイ「H15F9」は“買い”か (2026年06月09日)
  7. コンパクトボディーにスパコン並みのAI性能! 「NVIDIA RTX Spark」搭載ミニデスクトップPCを見てきた (2026年06月04日)
  8. LGが4K有機EL TVの2026年モデルを発表 映像プロセッサを刷新し120Hz以上の高速表示にも対応 (2026年06月09日)
  9. 高騰中のSSD、品薄のHDD──けれど“最終処分”のニーズは変わらず (2026年06月06日)
  10. カプセルトイ「手のひらネットワーク機器」第5弾のラインアップを決める“ユーザー選挙”投票受付を開始 (2026年06月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー