IDC Japanは2月12日、日本国内における2014年度四半期、および2014年度年間のクライアントPC市場実績値の発表を行った。
この調査によると、家庭用市場のPC出荷台数は前年度比プラス2.4%となる600万台で、タブレット端末の影響が軽減されたことによりプラス成長に転じた。一方ビジネス市場では、第1/第2四半期にはWindows XPサポート終了に伴う買い替え需要が販売に寄与したものの、その後の反動により939万台に減じた。トータルでの出荷台数は1539万台で、前年比で1.5%のマイナス成長となっている。
ベンダー別での出荷台数の上位5社の順位には変化はないが、1位がNECレノボグループが前年度から0.5ポイント増加しシェアを26.3%に伸ばした。また下位グループではASUSが9位から7位に浮上。またエイサー/エプソンも順位を上げている。
2014年上半期のソフトウェア市場、XP特需が貢献
Windows XPの移行特需で沸いたPCベンダーの状況
法人市場のXP、6月末には6.6%まで減少か――IDC Japan調べ
2013年第4四半期のPC出荷数は2ケタ成長 XP買い替え需要がけん引――IDC調べCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.