ドコモ、PREMIUM 4G対応の「Wi-Fi STATION L-01G」を3月25日発売下り最大225Mbps

» 2015年03月23日 23時46分 公開
[平賀洋一ITmedia]
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 NTTドコモは3月23日、LGエレクトロニクス製のモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION L-01G」を3月25日に発売すると発表した。LTE-Advancedを利用した次世代通信サービス「PREMIUM 4G」に対応する製品で、国内最速となる下り最大225Mbpsの高速通信が行える。

photo 「Wi-Fi STATION L-01G」

 L-01Gは3型タッチパネルディスプレイを搭載しており、端末のみでさまざまな操作が可能。4880mAhと大容量のバッテリーを備え、スマートフォンやタブレットを充電することもできる。Wi-Fi機器との通信状況に応じて自動で電力をコントロールし、バッテリーを長持ちさせる機能を備えた。

 通信面では2.1GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz帯の“クアッドバンド”に対応し、従来のLTE(Xi)や3G(FOMA)通信が可能。複数の周波数を束ねて通信するキャリアアグリゲーション(CA)もサポートすることで、下り最大225Mbpsを実現した。さらに中国で使われているTD-LTE(バンド38)も利用でき、現地での国際ローミング通信が高速に行える。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応し、2.4GHz帯と5GHz帯を利用できる。同時にテザリングできるWi-Fi機器の台数は最大10台まで。

「Wi-Fi STATION L-01G」の主な仕様
機種名 Wi-Fi STATION L-01G
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約65×107×20ミリ
重さ 約186グラム
連続通信時間 LTE-Advanced:約17時間、LTE:約20時間、3G:約18時間
連続待受時間 約2200時間
ディスプレイ 3型TFT液晶
対応通信方式 LTE-Advanced(下り225Mbps/上り50Mbps)、LTE(下り150Mbps/上り50Mbps)、FOMAハイスピード(下り14Mbps/上り5.7Mbps)
Wi-Fi IEEE 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz:5GHz帯)
バッテリー容量 4880mAh
最大接続台数 10台
外部メモリ
ボディカラー Black
海外対応 WORLD WING(LTE/3G/GPRS)、TD-LTE Band38(中国の一部エリアのみ)

 PREMIUM 4Gには、L-01GのほかにHuawei製の「Wi-Fi STATION HW-02G」(2月18日発売)も対応している。対応エリアは全国22都道府県から開始し、2015年度には全国主要都市でも順次サービスを提供する予定。またドコモでは、2015年度早期に、LTE-Advanced対応のスマートフォンを発売するとアナウンスしている。

サービス対応エリア
北海道 札幌市
宮城県 仙台市
茨城県 鉾田市、東茨城郡茨城町
東京都 千代田区、港区、渋谷区、新宿区、豊島区
千葉県 千葉市、浦安市
埼玉県 熊谷市、深谷市、大里郡寄居町、比企郡小川町、比企郡嵐山町、児玉郡神川町
愛知県 名古屋市
静岡県 御殿場市、駿東郡小山町
岐阜県 土岐市
三重県 鈴鹿市、桑名市
石川県 金沢市
富山県 富山市、黒部市、高岡市、魚津市
福井県 福井市
大阪府 大阪市
京都府 京都市
兵庫県 神戸市
岡山県 岡山市
広島県 広島市
香川県 高松市
高知県 高知市
愛媛県 四国中央市
福岡県 福岡市
22都道府県 27市5区6町

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