キヤノンマーケティングジャパンは6月15日、ネットワークカメラで撮影した映像をクラウド上で管理できるサービス「VisualStage Type-Basic」を発表した。7月1日より提供を開始する。価格は最小プランの場合(撮影解像度1280×720ピクセル、フレームレート1fps、保存期間が7日間)で月額3980円(税別)となる。
VisualStage Type-Basicは、ネットワークカメラ本体と録画装置、管理ソフトウェア、周辺機器、工事と保守をすべて包容するソリューションサービスだ。クラウドサービスとの通信はSSL暗号化、二重鍵暗号化を採用し、中小企業など法人向けの防犯やモニタリング用途に向くという。詳細な料金プランは以下の通り。
このサービスは、ネットワーク監視カメラソフトウェアを取り扱うアロバとキヤノンマーケティングジャパンの間で販売代理店契約を締結し、アロバのサービスである「アロバビュークラウドサービス」をキヤノンマーケティングジャパンブランドに名称変更して提供する。
同社は、ネットワークカメラを利用した画像解析やマーケティング分析、さらに金融機関や公共インフラにおける警備と監視を用途とするクラウドサービスを順次市場投入する。これにより、ネットワークカメラを中核とするソリューションの売り上げでは2017年に事業全体で売上高100億円を目指す。
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