最近の小学生は「自作PCでマイクラ」するぞ――親子パソコン組み立て教室 2015：そういう時代か……（2/2 ページ）

[ITmedia]

　今回の組み立て教室でちらほらと聞いたのは、子どもが低学年だったときにその存在を知り、6年生になったとき満を持して応募したという話。今年で6回目を数える恒例行事だけにその知名度はかなり広がっていると感じた。

　また、マウスコンピューターの自作教室らしく、組み立てる構成はBTOを駆使して自由に選ぶことができる。今回は30組中、なんと8組がより難易度の高いデスクトップPCの組み立てに挑戦したという。中にはCPUグリスまでBTOで指定している親子もいて、“自作の血”はこうして受け継がれていくのか……と感慨深いモノがあった。

サーマルテイクのどでかいCPUクーラ−を組み込んでいる親子に遭遇。「リビングに置こうと思っているので、標準クーラーだとちょっとうるさいですし……」（父親）

構成表を見るとCore i7-4790にGeForce GTX 960、SSD＋HDDというスペックだった。どう考えてもリビングPCのスペックではない件

　今回組み立てたPCは、そのまま子どもたちの「初めてのPC」になると回答した家族が大半。用途を聞くと、「YouTubeで動画を見る」や「マイクラをやるよ」と息を弾ませる子どもたちがいて、時代の流れを感じずにはいられなかった。

不安そうな顔で起動テストを見守る親子。「だいじょうぶなのか……？」

「う、動いた」

自分で組み立てたパソコンが動くとうれしいですよね、ええ

　なお、同日は飯山工場施設内で、特価品を放出する「訳ありセール」も同時開催された。8時からオープンしたセールは、9時の時点でまだ入場制限による行列ができていたものの、デスクトップPCの多くはすでに完売。ちなみに50万円近くする構成のPCに十数万円の値をつけた超目玉品は、前日から先頭に並んでいた人がゲットしていったらしい。駐車場に止められた車のナンバープレートを見ると、県外から訪れた方も多く、年に一度の大放出セールを楽しんでいたようだった。

恒例の訳ありセールも大盛況だった

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