太陽光でスマホ充電 「ソーラーUSB発電器」があればバッテリー切れも余裕か?なんだか“まぶしい”ヤツを試してみよう(1/2 ページ)

» 2015年09月08日 06時00分 公開
[山口恵祐, 矢野渉ITmedia]

カバンに入るソーラーパネル

 スマートフォンにタブレット、カメラ、ゲーム機――最近はUSBで充電する機器を持ち歩く機会が増えてきた。そんなデジタル機器と切っても切れないのがバッテリーの問題だ。現代人はスマートフォンのバッテリーが切れただけで、目的の場所にたどり着けなくなり、人との待ち合わせもできなくなってしまう(私だ)。

 そんなバッテリー切れに備えて、かばんにモバイルバッテリーを忍ばせている人も多く見かけるようになった。最近はタブレットも充電できる大容量大出力モデルから、最小限の容量とコンパクトさを兼ね備えたものなど、さまざまな種類がある。また、小容量モデルであっても、毎日家に帰ってモバイルバッテリーを充電できる日常生活では不自由を感じない。

 しかし、アウトドア環境ではどうだろうか。暑さも落ち着き、これから秋の行楽シーズンを迎える。山登りやキャンプ、釣りなど、電源が確保しづらい環境に滞在する機会も増えてくる。そこでいつものモバイルバッテリーを持参することになるが、モバイルバッテリーは電気をためることができても生み出すことはできない。使い切ってしまったら、ただの重りになってしまう。

 そんなアウトドアの場面で活躍しそうなのが、上海問屋の「ソーラーUSB発電器」(DN-13052)だ。太陽光さえあれば、搭載するUSBポートにスマートフォンなどを接続して電力を供給できる。

ソーラーUSB発電器 「ソーラーUSB発電器」を展開したところ

 黒いナイロン布地の本体には3.5ワットの単結晶ソーラーパネルを3枚備え、三つ折りすることでコンパクトに持ち運ぶことができる。太陽光の条件さえそろえば、理論値で5ボルト/2アンペアの出力ができるという。2アンペアと言えばタブレットの充電も可能なスペックだ。

 ちなみに一般的なソーラーパネルの原材料はシリコンが用いられ、ざっくばらんな見分け方としては、表面の色が均一な“単結晶”と、表面に模様が見える“多結晶”という種類に分けられる。前者は高コストの代わりに発電効率が高く、後者は発電効率が下がる代わりに低コストという特徴がある。今回の製品は単結晶なので、コンパクトなサイズでも十分な発電が見込めるというわけだ。

 サイズは展開時が約620(幅)×210(奥行き)×24(高さ)ミリ、折り畳み時が約180(幅)×210(奥行き)×40(高さ)ミリ。重さは実測で508グラム。かばんに持ち歩く分には問題ない大きさだ。

ソーラーUSB発電器 使用しないときは畳んで持ち運ぶ
ソーラーUSB発電器 完全に折り畳んだところ。大きい手帳くらいのサイズ感

 USBポートがある外側部分には収納ポケットを備え、充電中の製品を収納できる。ソーラーパネルを広げるとポケットは外側に位置するので、充電中のガジェットが直接太陽光に当たることを防いでくれる効果もある。

ソーラーUSB発電器ソーラーUSB発電器 USBポートから機器を接続する(写真=左)。チャックを閉じれば充電中のガジェットを収納できる(写真=右)

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