韓国LG Electronicsは2月21日(現地時間)、スペインのバルセロナで開催する「Mobile World Congress(MWC) 2016」に合わせ、VR対応のヘッドマウントディスプレイ(以下、HMD)「LG 360 VR」を発表した。発売する地域や価格は不明ながら、今春の出荷を予定する。
LG 360 VRは、同日発表のフラッグシップAndroidスマートフォン「LG G5」と専用ケーブルで接続して利用できるVR HMDで、2メートル離れた距離から130型のディスプレイを見るような映像を再現できるという。片側で1080pの有機ELディスプレイを2つ搭載し、画面解像度は639ppiとなる。特徴は118グラムという軽さと、コンパクトに折り畳めるスタイリッシュなボディーだ。競合となる韓国Samsungの「Gear VR」に比べると、重量は約200グラムほど軽い。
Google Cardboardのコンテンツや、同時発表の360度カメラ「LG 360 CAM」で撮影した映像などを視聴できるという。本体サイズは、164.07(幅)×185.61(高さ)×45.9(奥行き)ミリ。
HTC、VR HMDの「Vive」製品版を発表 799ドルで4月1日から出荷開始
もう知らないと乗り遅れる? 「VR(Virtual Reality)」の基礎知識
Oculusとの比較も:謎のVRヘッドマウントディスプレイ「GALAX VISION」発売直前レビュー
CES 2016:4K/HDRに有機EL、そして「PlayStation VR」――ソニーの戦略を幹部の発言から読み解く
Oculus Riftが動くぞ!:“GTX 980M”搭載でG-Sync対応のゲーミングノートPC「GALLERIA QSF980HGS」を試してみた
東京ゲームショウ2015:誰もが見落としているに違いない、並ばず遊べる“穴場のVR”を堪能してきた
第1回 先端コンテンツ技術展:“Oculus+α”で時速400キロの超高速バイク走行を体感――これが先端VRコンテンツだ
なんだか“近未来チック”なヤツを試してみよう:ぼっち、残業、失恋 どんな場面も1700円で逃避できる3D対応「ヘッドマウントディスプレイ」
広田稔のiPhoneでいこう(33):iPhoneでもVR! THETA+ハコスコで日常を記録しよう
ミクさんが実在する世界:観測せよ、世界はそこにある! Oculus Riftで人の作りし「世界」へCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.