プロセッサには開発コードネーム「Skylake-U」ことTDP15ワットクラスの第6世代Coreプロセッサを採用している。カスタマイズモデルの現在の選択肢では、他社のモバイルノートPCでも選択肢の多いCore i7-6600UとCore i5-6200Uの2種類が用意されている。
メモリはDDR4-2133(PC4-17000)を採用しており、4GBまたは8GBのオンボードメモリと1基のSO-DIMMで構成され、最大24GBまで選択できる。デュアルチャンネルに対応するが、構成の関係でオンボード容量の2倍まではデュアルチャンネルアクセス、残りはシングルアクセスチャンネルとなる。
データストレージは、M.2フォームファクタのSSDを採用。容量は256GBと512GBがあり、それぞれインタフェースはSerial ATA 6Gb/秒とPCI Express/NVMeが選べる。評価機のSSDは、256GBのPCI Express/NVMeインタフェースモデルで、デバイスマネージャ表示は「NVMe SAMSUNG MZVPV256」、つまりSamsungのSM951を搭載していた。公称スペックでシーケンシャルリード2150MB/秒、シーケンシャルライト1260MB/秒の高速SSDだ。
グラフィックスはプロセッサ内蔵のIntel HD Graphics 530の他、外部グラフィックスとしてNVIDIA GeForce 930M(2GB)も選択できる。これを選択した場合はNVIDIA Optimus Technologyを活用したIntel HD Graphics 530とのハイブリッドグラフィックス構成となる。
通信機能は、1000BASE-T対応の有線LANを標準装備するのに加えて、IEEE802.11a/b/g/n/ac対対応の無線LANとBluetooth 4.1を搭載する通信カード「Intel Dual Band Wireless-AC 8260」が搭載される。BTOではvPro対応の同カードや、WiGig機能を加えた「Intel Tri-Band Wireless-AC 18260」カードも選択でき、その場合はWiGigドック(ワイヤレスドッキングステーション)も標準装備となる。
端子類は、有線LANのほか、USB 3.0ポートを3基、ヘッドセット端子、SDメモリーカードスロット(SDXC対応)、MiniDisplayPort、HDMIといった内容を標準で装備する。オプションではスマートカードリーダ(オプション)、Webカメラ(720p)、指紋センサーも搭載できる。
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