ビジネスモバイルの決定版となりうる王道モデル「ThinkPad T460s」の実力に迫るザ・ThinkPad(7/8 ページ)

» 2016年03月29日 06時00分 公開
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快適なファンレス設計で放熱性能も無問題

 バッテリーは、底部のフロントとリアに分かれて搭載している。バッテリーリポートコマンドで見た合計のバッテリー容量は、デザイン容量が49.84ワットアワー、フルチャージ容量は51.75ワットアワーだった。

 バッテリー駆動時間は、bbench 1.01を使い、無線LANで常時接続、60秒間隔でのWebサイト訪問、10秒間隔でのテキスト入力を行う設定で計測した。電源プランは「バランス」で、バッテリー駆動時のディスプレイの輝度は40%で固定した。

 結果は、バッテリー残量5%になるまで7時間53分動作した。公称の約10.3時間には及ばないものの、十分な駆動時間といえるだろう。動作音は静粛だ。アイドル時、低負荷時はほとんど分からない。高負荷時は負荷に応じて変化するが、変化の仕方はマイルドで頻繁に上下して煩わしいような印象はなく、本体手前5センチでの測定では、ピーク時でも40dB以下(暗騒音30dB、室温22℃)と抑えられていた。

 発熱は底部中央付近が中心で、FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルドベンチマーク(DX9、1280×720、ノートPC標準)を15分ループさせた後の温度は最大で41.5度だった。パームレストやキーボードには熱があまり伝わってこない。底部は少し高めだが、ヒザの上など不安定な場所で利用する際に発熱を抑える「インテリジェント・クーリング」という機構も搭載している。

キーボード側の発熱 キーボード側の発熱
底面側の発熱 底面側の発熱

 パフォーマンスの持続性についてもチェックした。FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルドベンチマーク(DX9、1280×720、ノートPC標準)を30分ループさせた後、すぐに実行した3DMark/SkyDiverを2回連続で実行してスコアを確認してみたところ、若干の低下が見られた。ただ、CPUID HWMonitorで温度をモニタしたところ、CPU/GPU温度ともあまり高温にはなっていない。

 時間の都合上、この件に関して掘り下げたテストはできていないが、使用感を優先してグラフィックスのリミッターが低く設定されているか、あるいはプロセッサにcTDP設定を利用しているため、放熱に余裕がある平常時のパフォーマンスが通常より高く出るために、高負荷連続時は相対的に低くなっているということも考えられる。

バッテリーリポート バッテリーリポート。2つの合計容量はデザイン容量が49.84ワットアワー、フルチャージ容量は51.75ワットアワーだった

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