「攻殻機動隊」実写版キャストで今分かっていることITはみ出しコラム

» 2016年04月17日 06時00分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]
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 思い入れのある作品が映画化されるのは、「わたしの○○(主人公の名前)はそれじゃない」とか、いろいろと抵抗があるものです。

 米Paramount Picturesと米DreamWorks Picturesは4月14日(現地時間)、「攻殻機動隊」の実写映画版「GHOST IN THE SHELL」の撮影を開始したと発表しました。ニュージーランドのウェリントンで撮影中で、米国では2017年3月31日に公開する予定です。

 この発表と同時に、スカーレット・ヨハンソン扮する草薙素子(少佐)の画像が初めて公開され、それを記事にしたところ、さまざまな反響がありました。

 写真のキャプションにこっそり(のつもりでした)「髪形は似ている」と書いたら妙に受けてしまいましたが、個人的にはスカーレット・ヨハンソンの少佐(プレスリリースでは「Major」という役名になっています)はアリだと思っています。

 motoko 公開されたスカーレット・ヨハンソン扮する「少佐」。最近では「アベンジャーズ」のブラック・ウィドウ役でおなじみの女優さんです

 美しさもスタイルも人間離れした女優さんだし、もともと草薙素子は全身義体化しているので、顔もあんまり日本人ぽくないものにしてるという設定もOKなんじゃないでしょうか(原作の素子さんだって日本人顔とは言えない)。

 motoko 2 2016年2〜3月には内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)とのコラボでも話題となった「攻殻機動隊」

 ところで、4月14日に発表された配役に「Michael Pitt as Kuze(クゼ役にマイケル・ピット)」とあることから「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」をベースにしたストーリーになるのかと思ったんですが、マイケル・ピット、ちょっと童顔だしそれこそなんだか違うイメージです。

 pitt クゼ役と発表されたマイケル・ピット(画像検索結果より)

 作品の映画化でよくあることですが、原作(アニメじゃなくて、士郎正宗先生のコミック)のいいところをいろいろもってきて新しいお話にするようです。

 プレスリリースには「世界的に高く評価されているSF作品をベースにしたGHOST IN THE SHELLは、サイボーグ化された特殊戦闘員である“少佐”の活躍を描く。少佐が率いるエリート特殊部隊“9課”の使命は、非常に危険な犯罪者や過激派を阻止すること。9課はHanka Roboticのサイバーテクノロジー開発を葬り去ろうとする敵に立ち向かう」と書いてあります。Hanka Roboticはコミックにしか出てこない、ロボットメーカーHanka Precision Instrumentsがベースみたいです。

 マイケル・ピットは以前、笑い男役とうわさ(正式発表ではない)されていたこともあり、この映画ではクゼ・ヒデオ=笑い男なのかもしれません。

 登場人物に、原作にはない「オーレット博士」(演じるのはジュリエット・ビノシュ)も出てきます。彼女はHanka Roboticの研究開発者の役なのかな。

 9課の他のメンバーは、原作では少佐とバトーさん(フランス人?)以外は全員日本人男性のようですが、配役を見ると黒人(タワンダ・マニモ)や女性(ダンジア・サーマル)もいます(ダイバーシティ的配慮?)。バトーさん役は映画「ルーシー」でスカーレット・ヨハンソンの恋人役だったピルウ・アスベックで、これはわりとイメージ通りです。トグサを誰がやるのかはまだ不明です。

 反響では「スカヨハの素子より北野武の荒巻課長が心配」という声も多かったんですが、海外では北野武は偉大な映画監督で俳優と評価されているので、かなり当然の配役かと思います。

 ご本人は「個人的にアニメや漫画のファンという訳ではないけれども、自分が演じる荒巻という役は独特な存在感を放つ魅力的な人物であり、登場人物の人間模様を中心に様々なエピソードが散りばめられ、自分の監督作品とは全く異なるスタイリッシュなエンターテインメント作品として、面白いなと思い出演することにしました」とコメントしてます

 ちなみにたけしさん、ハリウッド映画への出演は1995年のキアヌ・リーブスとの共演作「JM」以来です。当時、劇場に見に行きましたが、いい味を出してました。無理に荒巻課長の個性的な髪形に似せたりしなければ、大丈夫だと思います。

 日本人キャストでは桃井かおり(配役不明)、泉原豊(9課のメンバー)も名を連ねています。


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