入力デバイスの新製品で注目されているのは、ロジクールの有線無線両対応のゲーミングマウス「G900」だ。1万2000dpiの光学センサーを搭載し、1秒1000回の高ポートレートや約107グラムの軽量ボディを実現した同社最上位のマウスで、価格は2万3000円前後(税込み)となる。上部にはLEDで光るロゴがあしらわれており、光る色は1680万種類の調整可能だ。
ドスパラ パーツ館は「かなり軽くて反応速度もかなり高いので、ゲームのスコアを少しでも上げたい人に良い仕様ですね。あとは手に馴染むかどうかですが、この価格帯でも試してみようという人は出てくるんじゃないかと思います」と話していた。
実際に各社のハイエンドマウスを複数台購入して手に馴染むものを追求したり、タイトルによって使い分けたりするユーザーはニッチながら増えているという話を複数の店舗で聞く。メーカー側も最近は1万円を超える高級モデルを複数用意しており、2016年2月にはG900を超える2万6000円(税込み)のマウス「R.A.T. PRO X」も登場している。
マウスの売れ筋について、BUY MORE秋葉原本店は「数でいえば昔と変わらず2000円以下の安いモデルがよく出ますが、上を目指そうという人は確実にいて、そのニーズに応える奥行きが広まっている感じがしますね。二極化というのではなく、ものすごくニッチでも上まで選択肢が伸びているような」と説明していた。
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