入力デバイスも尖った新製品が多かった。マウスで話題になっていたのは、マッドキャッツの「R.A.T. 1」だ。フレーム構造を採用し、後部の余分が肉をそぎ落としたデザインとなっているのが最大の特徴。標準で50グラムの軽さを実現しており、前方のセンサー部だけを分離してモバイルマウスとして使うこともできる。価格は3600円前後だ。
同社からは同じタイミングで最高8200dpiのレーザーセンサーを搭載したカスタムマウス「R.A.T. PRO X」と、下位モデル「R.A.T. PRO S」も登場している。価格は2万6000円前後と9000円前後だ。
パソコンSHOPアークは「すべてのパーツを分解したり交換したりできるのが魅力です。特にPRO Xはセンサーの交換も可能なので、とことん自分にフィットした仕様が追求できますね。R.A.T. 1もそうですが、こういう振り幅の大きいマウスに興味を持つ方は多いので、今後の売れ行きに期待しています」と話していた。
また、TECからはHDMI接続のディスプレイやテレビに映像を映し出せるマイクロスコープ「秀マイクロンFHD」が売り出されている。価格は3万円弱だ。PCやタブレットに1秒ごとに最大999枚の静止画を保存することもできる。カメラは300万画素で、焦点距離は20ミリ。倍率は約20〜220倍となる。
入荷したパソコンハウス東映は「この仕様のマイクロスコープとしてはかなり安い部類だと思います。動画は撮れませんが、最近の機器と簡単に連係できるので使い勝手は相当良いでしょう」とプッシュしていた。
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