Mac版のSiriは操作革命を引き起こすか!? 林信行が「macOS Sierra」をレビュー:GUIの次へ(4/4 ページ)

» 2016年06月23日 00時01分 公開
[林信行,ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       

ライブフォトの編集も可能になって、この秋登場

 macOS Sierraには、あと三つ、iOSと同時に追加された新機能がある。一つは、表現力が大幅にアップしたiMessage機能、もう一つはAppleの人工知能を使って写真を自動的に整理し、アルバムやスライドショーまで作ってくれる「写真」機能、そして全面的にデザインが変わったApple Musicだ。

 iMessageは、絵文字単体だけのメッセージをこれまでの3倍の大きさで表示する機能と、相手が送ってきたメッセージに言葉ではなく「いいね」などのシンプルな反応だけを返すTap Backの機能だけは既に実装されているが、他の機能はそもそもmacOSには搭載しない予定なのか利用できなかった。macOSからTap Backを返すには、相手のメッセージを長押しする。

manOS Sierraのメッセージには、iOS 10のメッセージ機能のすべてが実装されているわけではなさそうだが、絵文字を3倍の大きさで表示する機能と、tap back(相手が送ってきたメッセージに「いいね」や「ダメだね」をつける)はできた。相手のメッセージを長押しすればいい。それにしても顔写真を登録していない相手の名前が文字で表示されるようになった仕様変更は日本語で見ると少し残念

 一方の写真機能も検証に十分な時間を割けず、メモリーと呼ばれるアルバム/スライドショーも「過去3カ月のベスト」というアルバムしかできていない状態。ただ、強化された写真編集機能は試してみた。

 一つ目の新機能は「調整」ツールの「ライト」に新たに追加された「ブリリアンス」という編集機能。暗部を明るく、明部を落ち着いたトーンに落として写真のディテールをハッキリ見せるために効果的だ。

「写真」アプリのブリリアンス設定をいじってみたところ、月の回りの雲のディテールがはっきりした

 二つ目は、Markup、つまり写真の上に描き混む機能で、これはなかなか使う機会が多くて便利そう。三つ目はライブフォトの編集機能。これまでiPhone 6sシリーズで撮影したライブフォトは編集できず、無理に編集をしてしまうと静止画写真に変換されてしまっていたが、macOS SierraやiOS 10からは、フィルタ効果などをかけて、動画そのものの見た目を変えることができる。

マークアップ機能を使えば写真に簡単に絵や文字の書き込みができる


 以上、Siriやコンティニュイティー機能の充実で、新時代の操作性をもたらすmacOS Sierraは、来月からパブリックβ版の提供が始まり、この秋に一般リリースが行われる。対応機種は2009年後半以降に登場したMacBook、2010年以降に登場したMacBook Air、2010年以上に登場したMacBook Pro、2010年以降に登場したMac mini、2009年後半以降に登場したiMac、2010年以上に登場したMac Proだ。

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月11日 更新
  1. メモリやSSDが高すぎてPC買えない問題 IntelのラナーデCTOはどう考えている? (2026年10月09日)
  2. 5K/75HzとWQHD/300Hzを切り替え! MSIの26.9型ディスプレイが話題に (2026年10月10日)
  3. 日本HPが個人向け新ノートPCを10月下旬に発売 RTX Spark搭載の「OmniBook Ultra 16 AI PC」と若者の最初の1台を狙う「OmniBook 5 14」 (2026年10月09日)
  4. 日本限定で「ちいかわ」コラボモデルも! Google Play対応の「Amazon キッズ タブレット」が10月14日に発売 選べる2サイズで3万9980円から (2026年10月08日)
  5. 10年ぶりの新モデル! 充電式になっても価格据え置き6600円のラベルライター「P-TOUCH CUBE PT-P320BT」を見てきた (2026年10月09日)
  6. 画面はより明るく、質感も向上したスマートウォッチ「Amazfit Balance 3」は普段使いとしても買いか? (2026年10月08日)
  7. iPadを縦横自由に設置してタイピングできる脱着式キーボード付きケース「ロジクール Flip Folio iK1185GRA」がセールで18%オフの2万1400円に (2026年10月09日)
  8. 面倒な窓掃除はお任せ! 5万円切りの超薄型・窓拭きロボ「WINBOT mini 2」を試す マグネットなしで強力吸着、窓枠1mmまで攻める (2026年10月09日)
  9. サンディスク、外付けポータブルSSDのラインアップを改訂 (2026年10月09日)
  10. RTX Spark搭載の「Surface Laptop Ultra」は10月16日から順次発売 51万3480円から (2026年10月08日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー