10万円台前半の売れ筋ゲーミングノート激戦区で定番モデルになるか? 「G-GEAR note N1563J」シリーズ徹底検証税別10万9800円でGTX 965Mを搭載(2/2 ページ)

» 2016年07月07日 15時13分 公開
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多くのPCゲームには十分対応可能

 それでは実際にベンチマークテストで性能をチェックしてみよう。改めて本製品の仕様を列記しておくと、CPUはCore i5-6300HQ、メモリは8GB、GPUにGeForce GTX 965M、システムストレージは1TBのHDD、OSがWindows 10 Home(64bit版)という構成だ。最初は3Dデータのレンタリング処理でCPU性能を計測する「CINEBENCH R15」の結果から。CPUで470(cb)、シングルコア時で136(cb)となった。Core i5ということもあり飛び抜けて高性能ではないが、ミドルレンジクラスのCPUとして十分な性能を有している。

CINEBENCH R15のスコア

 続いて3DMarkでの結果を見てみよう。グラフィックスメモリ容量などの関係もあり、高解像度向けのFire Strike Ultraなどは計測していない。結果はFire Strikeが5156、Sky Diverが15208、Cloud Gateが14026、Ice Stormが86262、Ice Storm Extremeが84010となった。GeForce GTX 965Mとしては妥当な成績だ。

3DMarkの結果。左がFire Strike、右がSky Diver

3DMarkの結果。左がCloud Gate、右がIce Storm

 ゲームベンチであるファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルドベンチマークでは、フルスクリーンのDirectX 11モード(最高品質/1920×1080)の設定で、スコアは5774。評価は「とても快適」となっている。

 同様にゲームベンチとして定評のあるドラゴンクエストXベンチマークソフトも計測してみた。同ベンチとしては重い設定である解像度1920×1080ピクセルのフルスクリーンモードでも「13183、すごく快適」という結果だ。上位モデルには劣るが、画質をを求めすぎなければ多くのゲームを快適に遊べるポテンシャルを持つことが分かる。

ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルドベンチマークの結果

ドラゴンクエストXベンチマークのテスト結果

 次にシステムの総合性能を見るPC Mark 8を結果を見てみよう。結果はHomeが3560、Creativeが4115、Workが4496となった。メインマシンとしても十分な性能を持っており、10万円前半で購入できるゲーミングノートPCとしては十分な結果だ。

PCMark 8のスコア。左からHome、Creative、Workの結果

 ストレージ性能のテストを行うCrystalDiskMarkでの結果を見てみる。ストレージがHDDなだけあってシーケンシャルリードは102MB/s、ライトも28.86MB/sとSSDに比べるとかなり低速。ゲーミングノートPCの場合、ファイルサイズの大きなゲームを扱うことが多いので容量の問題も重要だ。そのため本製品の1TBのHDDという選択肢は悪いというわけではない。しかし、容量対策はUSB 3.0経由の外部ストレージでも対応可能なので、各種の読み込みやロードが多いゲームが多い場合は、やはり速度の速いSSDをBTOから選択するのがよいだろう。予算に余裕があるなら、最近ぐっと安価になってきたSSDを選びたい。

CrystalDiskMark 5.1.2のベンチマーク結果

デザインにこだわる人にお勧め

 人気シリーズだけあって本体の完成度は非常に高い。特に本体の個性を備えながらも、ケバすぎないデザインは秀逸だ。左サイドにUSB 3.0端子がないのは残念だが、拡張性も十分にあり、デスクトップPCの代替品として必要十分なバランスも備えている。また、CPUもGPUもミドルレンジモデルであること、冷却性能もしっかりしていることから、本体にゲーミングPCにありがちな高負荷時の動作音も抑えられている。

 ベンチマークの結果を見ても分かるように、処理の重いタイトルを高負荷設定でプレイするのでもなければ、多くのゲームが快適に遊べるだけの性能を備える。上位CPUとの価格差も1万円と少ないので、将来性も見込むのであればCore i7-6700HQを搭載した上位のN1563J-710/Tを選ぶのもいいだろう。抜群のコスパを誇るG-GEAR note N1563J-500/Tは、売れ筋価格帯のゲーミングPCという激戦区を生き延びるのに十分な、高い戦闘力を持つ製品と断言できる。

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