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» 2016年09月19日 09時00分 公開

うわさの「iMac対抗Surface」は10月に発表か?鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(1/2 ページ)

Microsoftは昨年同様、2016年も10月にハードウェア新製品発表会を開催するようだ。そこでは全く新しい「iMac対抗Surface」の登場が期待されている。

 2016年9月は「iPhone 7」の登場でAppleに注目が集まっており、10月以降にはMacのモデルチェンジも期待されている。これに負けじと、Microsoftも間もなく新製品を投入する見込みだ。

 Microsoftは10月末に新製品発表イベントの開催を計画しており、うわさのオールインワン(AiO)型WindowsデスクトップPCのほか、Surfaceシリーズのプロセッサを最新版に置き換えるマイナーアップデート、そして同時期に登場するOEMの新製品群もまとめてアピールするという。

デスクトップにも進出するSurface

 米ZDNetでMicrosoftの動向を追っているメアリー・ジョー・フォリー氏は、この新製品発表イベントが「Project Rio」というコード名で呼ばれており、10月最終週の開催を見込んでいるという開発者の話を報じている

 1年前の2015年10月には、米ニューヨークで「Surface Book」「Surface Pro 4」「Lumia 950」「Lumia 950XL」「Lumia 550」「Microsoft Band」といった新製品が一挙に発表された。ジョー・フォリー氏は「予想」と前置きしたうえで、開催日は10月26日の水曜日(現地時間)、場所は再びニューヨークになる可能性が高いとしている。

Surface Book 米Microsoftは2015年10月6日(現地時間)にプレスイベントを開催し、「Surface Pro 4」と「Surface Book」を発表した

 そして、ここで発表されるSurfaceブランドの新製品は「Cardinal」の開発コード名で呼ばれており、これが謎に包まれたオールインワン型デスクトップPCのようだ。8月の段階で米Windows Centralは「21型のフルHD」「24型の4K」「27型の4K」という3つのバリエーションが存在すると報じていたが、ジョー・フォリー氏はこのうちの2つまたは3つが製品として登場する可能性が高いと述べている。

 新製品の方向性としては、iMacに対抗する据え置き型の大画面オールインワン型デスクトップPCだが、Surfaceブランドらしく「タッチ対応PC」となりそうだ。また、「コンシューマー向けのSurface Hub」という性格も持ち合わせているという。

 Surface Hubはオフィスで電子黒板のように利用できる55型/84型の超大画面Windows PCだ。新製品は、Surface Hubの大きな特徴となっている「100ポイントのタッチ同時認識」「マルチユーザーの同時操作対応」をある程度引き継ぎ、特に共同作業向けの機構が盛り込まれるとのうわさがある。

 これが本当ならば、単純に家庭用PCだけでなく、「Surface Hubをオフィスに導入するには大きくて高いけど、小型で手軽に購入できる価格ならば……」という中規模や小規模のオフィスにおける需要も期待できる。

Surface Hub 電子黒板的な利用が可能な55型/84型のWindows PC「Surface Hub」。iMac対抗の新型Surfaceは、これの小型版のような製品になる?

 ハードウェアスペックについては、Intelの第7世代Coreプロセッサ(開発コード名:Kaby Lake)を搭載して登場すると予想される。ただ、現状でKaby Lakeは「Y」または「U」の省電力版が中心となるため、ハイエンドなデスクトップPCというよりは「大型のタブレット」という感覚の方が近いかもしれない。

 製品の出荷は発表日から2〜3週間後、米国では感謝祭の直前にあたる11月中旬のホリデーシーズン商戦がターゲットになるだろう。

Kaby Lake Intelが8月30日(米国時間)に発表した第7世代Core(Kaby Lake)。第6世代Core(Skylake)と同じ14nmプロセスルールだが、動作周波数が向上し、4K動画のデコード/エンコードなどをサポートする。現状でTDP(熱設計電力)が4.5W〜15Wのタブレット/ノートPC向けモデルが発表済み

 1つ気になるのは、ジョー・フォリー氏がこのイベントについて「2015年のようなMicrosoftハードウェアの祭典ではなく、多数のOEM製品にハイライトを当てる」と表現している点だ。これを額面通り受け取れば、OEM製品を紹介する中でMicrosoft純正のSurface新モデル群を発表するという流れになる。

 つまり、OEM各社に配慮して、わずか数日違いで「OEM製品」と「Surface製品」の発表会を別々に開催する日本マイクロソフトとは真逆の姿勢だ。Microsoft新製品アピールの場に自社製品を出されることによい印象を持たないOEMもあると思われ、実際の発表会がどうなるかに注目したい。

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