マザーボードではASRockのZ270モデル「Z270 Taichi」に注目するショップが多かった。2016年7月に登場した「X99 Taichi」のZ270版といえる製品で、元祖モデルのデザインや品質、コストパフォーマンスの良さを踏襲している。税込み価格は3万5000円前後。同時に「Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7」も同4万円弱で売り出されいる。
X99 TaichiはウルトラM.2端子を3基備え、ギガビットLANや7.1chサウンドなどを搭載。SLI HB Bridgeも同梱する。パソコンSHOPアークは「X99 Taichは(当時ほとんど出回っていなかった)SLI HB Bridge目当てで買う人もいて本当によく売れました。タイミング的にあそこまでの引きはないかもしれませんが、コンセプトを真面目に引き継いでいる感じなので、やはり悪くない製品だと思います」と評価している。
その上位ともいえるFatal1ty Z270 Professional Gaming i7の評価も高い。特に目立っているのは、5ギガLAN対応をうたっていることだ。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「実際にギガLANと比べてみると確実に速くなるみたいです。4万円以下でより高速なLAN環境を追求したいという人には面白いマザーだと思いますよ」という。
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