Microsoftは10月2日(米国太平洋夏時間)、オールインワン型(AIO)PC「Surface Studio 2」を発表した。2016年10月に発表され、2017年6月に日本でも発売された「Surface Studio」の後継モデルで、CPUとGPUを刷新し処理能力を向上。新たにUSB Type-C端子も備えた。米国における直販価格は3499〜4799ドル(日本円で約40万〜55万円)で、日本での発売は未定となっている。
ディスプレイは4500×3000ピクセル(アスペクト比3:2)の28型「PixelSense Display」を搭載。「Adobe RGB」と「DCI-P3」両方の色域に対応し、10点のマルチタッチ、「Surface Pen」(本体に付属)によるペン入力や「Surface Dial」(後述)をサポートする。「Zero Gravity Hinge(無重力ヒンジ)」による画面角度の無段階調整も引き継いでいる。
CPUは全モデルで「Core i7-7820HQ」(4コア8スレッド、2.9G〜3.9GHz)を搭載し、GPUは「GeForce GTX 1060」(ビデオメモリ6GB)または「GeForce GTX 1070」(ビデオメモリ8GB)のいずれかを搭載する。メインメモリは16GBまたは32GB、SSDは1TBまたは2TBを備える。
米国では以下の3モデルが用意されているが、記事掲載時現在、製品情報を見る限りにおいて、それぞれのモデルがどのGPUを搭載しているかは明記されていない。
端子類はUSB 3.0×4(うち1ポートは高電流対応)、USB Type-C、SDメモリーカードスロット×1、Mini Display Port×1、3.5mmヘッドフォン端子×1、Gigabit Ethernetポート×1を備える。
無線LAN(Wi-Fi)はIEEE 802.11ac/a/b/g/nに対応する。Bluetooth 4.0やXbox Wireless(「Xbox One」用のワイヤレスコントローラーを接続するための無線)にも対応する。
画面の正面には500万画素カメラを搭載している。これとは別に、フロントカメラは「Windows Hello」の顔認証に利用するカメラも備える。「Dolby Audio Premium」に対応する2.1chスピーカーも搭載している。
本体サイズはディスプレイ部が637.35(幅)×438.9(高さ)×12.5(厚さ)ミリ、ベース部が250(幅)×220(奥行き)×32.2(厚さ)mm。重量は9.56kg(最重量構成)となる。
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