エレコムから発売された「Google Home Mini用クロックスタンド」(AIS-GHMCLシリーズ)は、スマートスピーカー「Google Home Mini」専用のスタンドキットだ。目覚まし時計そっくりの外観をしており、ベッドサイドなどにGoogle Home Miniを設置して使うのにぴったりだ。
見た目からして、いかにもジョークグッズのようだが、実際に使ってみると意外な実用性の高さに驚かされる。その使い方とメリットを紹介しよう。
組み立ては簡単で、背面のパネルを取り外してGoogle Home Mini本体をはめ込み、再度パネルをセットしたのちに、本体上部の穴からUSBケーブルを差し込むだけだ。
これにより、Google Home Miniの天板が正面を向いた状態で、いかにも目覚まし時計といった外観へと変身する。特に工具などは必要なく、はめ込むだけで完成する。
Google Home Miniは、元々本体を平置きにした状態で垂直方向の聞き取り性能が高い製品だ。それゆえ、本製品にセットすることで正面を向く形になっても、聞き取り性能の低下は考えにくい。第2世代の「Echo Dot」が、壁掛けによって聞き取り性能が低下しがちだったのとは対照的だ。
また、Google Home Miniを平置きで設置した場合、奥行きが最低でも11cm程度は必要になるが、本製品を使って立てて置けば、奥行きは6cm程度で済むようになる。ベッド上部の棚のように、奥行きがあまりないスペースへの設置も可能になるだろう。
そして本製品の最大の利点は、離れたところからLEDを視認しやすくなる点だ。ライバル製品であるEcho Dotはエッジ部にLEDリングを搭載しており、上はもちろん真横からでも点灯状態を確認できるが、Google Home Miniはやや上方からでないとLEDが見えなかった。本製品にセットして天板を正面に向けることで、視認性が格段に向上する。
なお本製品にセットすることで、Google Home Mini本体の下2/3ほどの部分は隠れてしまうが、両側面のタッチセンサーはこの状態でも反応するので、本製品に組み込んだからといって音量調整ができなくなるような問題はない。また、はめ込んだ状態でもマイクスイッチへのアクセスは可能だ。
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