Google Home Miniを目覚まし時計風に変身させるスタンドが意外に実用的だった山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/2 ページ)

» 2018年12月19日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
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 見た目の部分で気になるのが、USBケーブルが本体の上から突き出る独特の構造だ。Google Home Mini本体での音量操作の向きに違和感がないのはよいのだが、正直なところケーブルの出っ張りは目につくので、突き出たケーブルがすぐ真下に回り込むような配置を心掛けたほうがよいだろう。

 操作性という観点では、本製品がABS素材で軽量(実測で約70g)なため、音量調整の際にGoogle Home Miniにタッチすると、本体が左右に動いて転倒しがちなところだ。脚部に自前でゴムパーツを取り付けるか、設置場所に滑り止めシートを敷くなどの工夫が必要だが、重心がやや高いことから、根本的な解決は難しいだろう。上部の取っ手部分を持ちながら操作するか、音声コマンドを活用したい。

Google Home Mini 本体上部から出るケーブルはやや気になるところ
Google Home Mini 脚部はプラスチック素材のため滑りやすい。本体での操作を頻繁に行うのなら、キャップやゴム足を取り付けるといった工夫が必要だろう

価格は気になるが実用性の高いアイテム

 以上のように、見た目こそジョークグッズだが、Google Home Miniが持つさまざまな欠点をカバーできる、意外にも(褒めています)実用性の高いアイテムだ。現在市販されているGoogle Home Miniのスタンドは、壁面への固定を前提とした製品が大半で、本製品のような使い方を想定した形状はあまり例がなく、そうした意味でも価値がある。

 弱点があるとすれば価格で、現状の実売価格は税込み2000円前後と、やや高めの印象だ。Google Home Mini自体がセールで3000円台で売られていることを考えると、さすがにバランスが悪い。もう一声のプライスダウンを期待したいところだ。

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