立って使う2in1 PCなら「Surface Go」っていいじゃんSurface Goの“正しい”使い方(1/3 ページ)

» 2019年05月20日 12時00分 公開

 日本マイクロソフトの「みんなが知っているSurface」シリーズのラインアップで、2in1 PCは性能重視の「Surface Pro」と携帯性に優れた「Surface Go」に分かれている。そして、下手をするとクラムシェル型の「Surface Laptop 2」より、Surface Pro 6がパワフルだったりすることもこの連載で測定したベンチマークテストのスコアが物語っている。

 そういった意味でSurface Pro 6は、筆者家人などから「んんー、画面が小さいけれどね」とか言われつつも、処理能力の点では問題なく、学生さんや企業ユーザーを中心に広く普及している。それゆえに、2in1 PCのカテゴリーを自ら確立してそのトップグループに君臨しているといってもいい。

Surface Go 10型液晶ディスプレイを搭載した「Surface Go」

不遇ともいえるSurface Goだが

 で、だ。

 もう一方のSurface Goだが、これがなかなかパッとしない評価が多かったりする。そもそも、日本では「最初のSurface」として登場した「Surface RT」がいたって不評だった過去もあり(とはいえ、これはSurface RTがどうのこうのというよりWindows RTがどうのこうの案件だったのだが)、携帯重視のSurfaceラインアップにおいては、どうしても斜に構えてしまうという事情もあったりはする。

Surface Go Surface Pro 6をそのまま縮小したかのようなボディーのSurface Go。もちろん、キックスタンドやタイプカバーも備えている

 Surface Goについても、CPUが2コア4スレッド(1.6GHz)のPentium Gold 4415Yなので「メインPCとして使うには処理能力不足」という意見は多く、日本の一般向けモデルではオフィススイート(PIPC版のOffice Home & Business 2016)が付属するために、4GBのメモリと64GBのストレージという最廉価モデルでも6万3504円(税込、以下同)となってしまう。

 なお、Surface Goの価格に関する詳細は鈴木淳也氏の考察が参考になるのでぜひご覧いただきたい。

Surface Go Surface Goの底面とACアダプター。電源は残念ながらUSB Type-Cではなく専用端子だ

Surface Goの立ち位置を考える

 だが、しかし。

 「そもそもSurface Goって、メインPCとして使うデバイスなの?」という疑問が頭をもたげる。そもそも、2in1 PCに対するユーザーの“期待値”は、往々にして「ノートPCとしてもタブレットとしても十分に使える」が多いだろう。

 その期待値と照らし合わせて、Surface Pro 6はノートPCとしての要求には十分応えているが、タブレットとして使うにはサイズは重く(本体だけで約792g、タイプカバーを含めると約1.1kg)、292(幅)×201(奥行き)mmとサイズは大きい。しかし、多くのユーザーはそれなりに(特に見た目や処理能力の高さを)評価している。この場合、ユーザーがSurface Pro 6を利用するのは、ほとんど「座ってテーブルの上で使う」シーンになる。

Surface Go 前面に電源ボタンと音量調節ボタンがある。Surface本体の厚さは約8.3mmとSurface Pro 6よりスリムだ
Surface Go 背面はタイプカバーの接続端子(Surfaceタイプカバーポート)のみだ
Surface Go 左側面にはSIMカードスロットが用意されている(LTEモデルの場合)
Surface Go 右側面に電源端子(Surface Connectポート)、USB Type- C、3.5mmのステレオイヤフォンジャック、microSDXCカードスロットが並ぶ
Surface Go キックスタンドはほぼ水平状態まで無段階に倒れる
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