一方のAMD陣営は、前回お伝えした通り、7月に登場予定の第3世代Ryzenへの期待が高まっているところだが、現行の第2世代Ryzenの売れ行きも順調との声が多い。
パソコンSHOPアークは「売れ筋のRyzen 7 2700Xが値下がりしていますし、マザーとのセット割で1万円近く安く買えたりもして、とにかくお買い得なんですよね。在庫も十分にありますし好調ですよ」と話していた。
週末の速報でも触れた通り、一部のショップでは「Ryzen 7 2700X 50th Anniversary Edition」の大幅なプライスダウンもみられ、現行世代は底値感が広がっている。
ただ、次世代待ちの雰囲気も同時に感じられると方々で聞く。TSUKUMO eX.は「5月末にASUSTeKからWi-Fi 6に準拠した高速ルーター『ROG Rapture GT-AX11000』が登場しましたが、まだ様子見感が強いです。Wi-Fi 6は第3世代Ryzenに対応するAMD X570マザーの一部が対応するので、それらが出るのを待っている人が多い感じですね。7月になったら一気に動き出すと思います」という。
他店でも“次世代待ち”の空気を否定する声は聞かなかった。その上で現行品が好調に売れているという状況のようだ。
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