今週は複数のショップで第2世代Ryzenの値下がり傾向が見られたが、中でも異質な値動きをしているのが「Ryzen 7 2700X 50th Anniversary Edition」だ。
大型連休前の4月末に登場した限定CPUで、基本仕様は通常版のRyzen 7 2700X(2万8000円〜3万円)と変わらない。パッケージが特別仕様となっており、ヒートスプレッダに「AMD 50」の文字と同社のリサ・スーCEOのサインが刻印されているのが特徴だ。
初回は通常版より1万円以上高い4万1000円前後の値がついていたが、今週、一部ショップでは3万円前後まで下がっており、通常版より数百円高い程度となっている。
値下げしたドスパラ秋葉原本店は「ウチ単独の値下げではないので、代理店レベルで通常の2700Xの売れ行きに乗って在庫一掃を狙っているのかもしれません。確かにこの価格差なら、選別品といううわさもありますし、記念モデルを選ぶ人も増えそうです」と話していた。
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