プロナビ

働く人の満足度が上がる Dell担当者が「USB Type-Cディスプレイ」を推す理由

» 2019年06月21日 17時00分 公開
[井上翔,ITmedia]

 既報の通り、デルは6月19日までビジネス向け製品を体験できる「Dell Cafe」を東京都港区に開設していた。

 Dell Cafeでの展示において、力を入れていたポイントの1つが「USB Type-C接続対応のディスプレイ」。同社が販売するビジネス向けUSB Type-C接続ディスプレイと、ノートPC「Latitude(ラティチュード)」を接続して“スマートな仕事環境”を実現できることをアピールしていた。

 良いディスプレイは従業員に高い満足をもたらす――米デルでプロダクトマーケティングコンサルタントを務めるビネイ・ジャヤクマール(Vinay Jayakumar)氏はそう語る。どういうことなのだろうか。

曲面ディスプレイ 「Latitude 7400」と49型ワイド曲面ディスプレイ「U4919DW」の組み合わせ。USB Type-Cケーブルで接続している
トリプルディスプレイ 「Latitude 5300」と23.8型ワイドディスプレイ「P2419HC」×2の組み合わせ。ここでもUSB Type-Cケーブルで接続している
ジャヤクマール氏 ディスプレイ事業について説明するビネイ・ジャヤクマール氏(プロダクトマーケティングコンサルタント)

社会が変わればディスプレイも変化を求められる

 ジャヤクマール氏は、米IDCのアンケート調査を持ち出した。

 米国の企業や団体を対象に行ったアンケートでは、その91%が最優先すべき事業計画の1つとして「従業員体験(働きやすさ)の向上」を掲げている。その一環として、PCを含む業務用デバイスに幅広い選択肢を用意したり、そのデバイスの更新(リプレイス)頻度を向上したり、モバイル席を導入したりしている企業や団体も少なくないという。コワーキングスペースやリモートワークの利活用も進んでいる。

 一方で、働く側も、最近では3DやAI(人工知能)、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)などのいわゆる「xR」など、新しい技術に触れる機会が多い。これらの新技術は扱う情報の量が多い傾向にある。そうでなくても、プレゼンテーションに高解像度の動画や静止画を使う機会が増えている。

 職場の変化、仕事や働き方の多様化――社会の流れに合わせて、ディスプレイに要求される機能や役割も変化しているのだ。

IDCトレンドとディスプレイ(その1)
IDCトレンドとディスプレイ(その2) IDCのアンケートから分かるデジタルトレンドの予測とモニター(ディスプレイ)への影響

USB Type-C対応で生産性向上→従業員満足度アップ→顧客満足度も改善

 仕事の内容や職場の環境に合致したディスプレイを導入すれば、従業員の作業効率は向上する。そのことで従業員体験(従業員の働きやすさや満足度)が向上すると、顧客満足度も上がる――ジャヤクマール氏は米Forresterに委託して行ったアンケートを示しつつ語る。

 満足度を上げる1つの“鍵”が、USB Type-C接続に対応するディスプレイだ。

 USB Type-Cには異なる規格の通信を許容する「Alternate Mode」という仕組みが存在する。これを活用するとUSB Type-Cケーブルを使って映像を伝送できる。さらに、ディスプレイとノートPC本体の双方が「USB Power Delivery(USB PD)」に対応していれば、ディスプレイを介してPCに電源を供給することができる。ディスプレイがUSBハブ機能を備えていれば、そこに周辺機器を装着しておくことでディスプレイの接続だけで全てがつながる環境を構築できる。

 IDCの調査によると、企業ユーザーはPCへのケーブルの着脱に1日当たり平均で4分を費やしているという。またIDCは2022年までにUSB Type-C“のみ”を搭載するノートPCのシェアが約33%、つまり3分の1に達すると予想している。

 ジャヤクマール氏は「1本のケーブルだけでつなげるUSB Type-Cディスプレイは重要だ」と強調した。

USB Type-Cディスプレイへのニーズ USB Type-Cディスプレイが従業員の効率アップや満足度向上に貢献すると説明

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月03日 更新
  1. RTX Spark搭載「Surface Laptop Ultra」がお披露目か Microsoftが10月7日にイベント開催 (2026年10月01日)
  2. 「Windows 11 2026 Update(バージョン 26H2)」の製品版が登場 Windows Updateを通して順次展開 (2026年09月30日)
  3. 新生「エプソンジャパン」が次世代ホーム戦略を発表 月額1100円からのプリントサブスク「ReadyPrint」やプリンタ新製品も (2026年10月01日)
  4. サイバー攻撃より怖い? ドラッグ&ドロップの操作ミス、原始的な「ファイルを選択」でヒューマンエラーを防げるか (2026年10月01日)
  5. 実質値下げの「Pixel 11」は選択肢になる? Proシリーズとの違いは? お勧めポイントと懸念点をチェック! (2026年10月02日)
  6. 圧倒的な通気性と航空モチーフのデザインが光る「ANAオリジナル タフな背中がムレにくいビジネスリュック」を試す (2026年09月28日)
  7. 処理速度を向上してスリムになった新型「Fire TV Stick 4K」登場 リモコンも一新 (2026年09月30日)
  8. Amazon「プライム感謝祭」が10月16日スタート! 規模倍増の400万点以上がセール対象に――先行セールは10月13日から (2026年10月01日)
  9. 理論値以上のゲーミング性能を発揮できる秘密は? MSI Claw 8 EX AI+で知る「Intel Arc G3 Extreme」の実力 (2026年09月30日)
  10. 13.3型で約1.005kg! Core Ultra(シリーズ3)搭載モバイルPC「Let's note NC7」個人向けモデルが11月18日発売 (2026年10月01日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー