マウスコンピューターは7月27日、同社飯山事業所にて「親子パソコン組み立て教室」を開催した。子供もの夏休みシーズンにあたるこの時期、同社の恒例となるイベントだが2019年で10回目を迎えた。
小学6年生とその親子で行う組み立て教室だが、今回は午前中がノートPC、午後がノートPCとデスクトップPCの組み立てという2部構成になり、合計59組(午前が30組、午後が29組)の親子が参加した。
この組み立て教室は事前申し込み制で、抽選を経て当選した親子が参加できる仕組みだ。倍率は2018年度に比べて1.8倍に上昇しており、10年を経てすっかり定着したイベントになったようだ。一番遠方からの参加者は兵庫県からという。
当選者は、あらかじめ自分たちが組み立てるPCの構成を自由に選べ、事前に申し込みを済ませるスタイルだ。しかも、購入価格は特別価格が適用されるため、通常の購入よりもお得に手に入れられる。“世界に1台のPC”を注文するにあたって、綿密な家族会議を行った参加者が多いようだ。このあたりは後述する。
1番の人気構成は、Core i3やCeleronを搭載したPCで、次いでCore i5、Core i7搭載PCが続くという。やはり手頃な価格のmouseブランドの人気が高いが、中にはG-TuneやDAIVブランドのモデルを選んでいる参加者もいた。
組み立て教室を前に、同社の小松社長は「この組み立て教室は10回目を迎えることができました。ここに来るまでにどういったPCを組み立てるのか、楽しみにしてきたかと思います。これから学校でプログラミングの授業がある他、中学校や高校、大学、そして社会人となってもPCを使えることは武器になります。ぜひ組み立て教室を楽しんで、ものづくりの体験をしていってください」とあいさつした。
続いて、長野県飯山市の新家智裕副市長が登壇し、「最近、私にとってうれしいことが続いています。1つは飯山高校が初めて甲子園への出場を決めたこと、もう1つはこの組み立て教室に皆さんが来ていただいたことです。午前の部は30組の内、16組が県外からいらっしゃっています。世界に1つのPCを組み立てていってください」とエールを送った。
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